容姿・経歴・その他メモ

彼はかつて冒険者をしていた＜ガラテア＞という名の女性型ルーンフォークに拾われて育った。親子のような関係となった二人はいつしか、ディガット山麓の森のどこかにあるエルフの集落に流れ付いて暮らすようになった。彼は＜ガラテア＞から聴いた外の世界の話に思いを馳せ、冒険者を夢見るようになる。数々の言語や技術はその生活の中で学んだ。彼は歌が苦手だったが、師であり母でもある＜ガラテア＞は歌うことにとても長けており、ただ彼女の歌を聴いているだけで幸福だった。ある日、＜ガラテア＞が持つルーンフォークの力を狙った謎の集団の手により集落は完全に壊滅。二人を受け入れた村人達も巻き込まれる形で根絶やしにされた。＜ガラテア＞は彼を地下室にかくまい、最後の手段として敵陣を中央突破し自爆装置を起動した。半径数百メートルに及び更地となった地上がその爆発の凄まじさを物語っていた。
　エルフ族にある共通の特徴として容姿に優れる。成人(エルフは15歳で成人)したばかりの顔立ちにはまだ幼さが残り、一見した限りでは女性と見間違われることもある。知識を深めることに関心を持つが、性格は生意気で愛想が悪くやせ我慢をしがち。村にいた頃からガラテア共々疎まれながら孤立した暮らしをしていたせいで他人を信用せず、一人で問題を解決しようとする。
　基本的に彼は世間知らずである。これまで森の中から出たことがなかったため、アルフレイム大陸における一般的な常識さえも持ち合わせていないことがある。彼にとって初めて引き受けた冒険者としての仕事で『ギルドに登録する』という作法を知ることになる。

履歴

2022.2.13 腕試しを目的とし、おんどりの鶏冠亭のギルド戦士として登録。

セッション履歴

収支履歴