容姿・経歴・その他メモ

▼人物▼

「僕はノルト。遠くから旅をしてきました。よろしくお願いします」
「花を、探しているんです。青く青く、美しい花を」
「いつか、旅路の果てまで進めば。彼女の目指していたものが、見られるんでしょうか」


▶表の顔(他のPCが知っていてもよい情報)
・穏やかなお兄さん。いつもにこにこしていて皆を助けようとする。
・「師匠」と呼ぶ存在のことをたまに話に出す。どうやらひどく慕っていたようだが、もうすでにいなくなっている。彼女の冠していた花を探しだすことを旅の目標に据えている。が、普通に旅を楽しむことも半分くらい旅の目標である。「師匠」については深く聞こうとすれば特に嫌がりもせず話すだろう。
・できる限り人に手を差し伸べるのが信条。これも「師匠」がよくやってたからなんだとか。
・育ての親の影響なのか、時折豪胆で多少無理があっても困難に飛び込んでいくことも。
・「高い確率で少数が助かる方法よりも、低い確率だろうと皆を助ける方法を」というのが基本スタンス。たとえ低かろうと成功をつかみ取るのだ、と思っているところはちょっと青臭かったりもする。
・そんな感じなので、明らかに非効率な無理でなければ多少の無理をとがめないし、他者の自己犠牲を否定しない。自分も乗っかって無理するスタイル。でも誰かが一人だけで無理をするのはやだ。無理をするのはいいけど僕にも協力させてくださいね？
・それはそれとして人が死ぬのは嫌だし、命を大切にしろ、という気持ちもある。だって世界はこんなにもきれいで、あの人がしたように自分の人生でできうる限りのことをしなければならないのだから。長い人生を充実したものにする、という意味で人を助けている(≒危険に向かっている)だけで、命を粗末にはしていないしすることはいけないと思っている。
・怠惰は嫌い。止まり続けることも嫌い。怠けている人がいると怒る。(怒ると怖い人になるかもしれない)
・探してるのはオンファロデスの花。この世界では貴重(であってほしいという願望)。ある程度花に詳しい人なら品種は知ってるけど、本で白黒で書かれていたりする程度で、写真のような状態の良い文献やましてや生息地の情報なんてないに等しいくらいの希少さ。


▶過去
慕っている相手がいた。彼女はメリアで、小さく美しい青い花を冠した短命種だった。もう何十年と前、アイスコフィンの中で眠っていたノルトを叩き起こし、旅に連れ出した人。なにも知らないノルトに対して、いろいろなことを教えてくれた人。
彼女はたまに、仲間に会いたいとこぼしていた。自分の種は仲間たちから遠いところに運ばれたから、同じ花を持っているメリアを知らないのだと。零れ落ちた自分だからこそできた旅の記憶を、仲間にも伝えたいのだと。
ノルトはそれをかなえたかった。いっとう大切な人の願いだったのだから。だから元から才能のあった妖精魔法に熟練し、アイスコフィンを作って彼女を不老不死にしたかった。寿命の長い自分が彼女の生まれ故郷を探し当て、見つけたら彼女を氷の棺から解き放って。そして彼女を自らと同じ花を冠したメリアたちに会わせたかったのだ。
けれど結局それは成功しなかった。アイスコフィンの魔法が使えるようになる前に、彼女の寿命が先に来てしまった。正確には、彼女の髪に咲いた花が一つ枯れ落ちた次の日、ノルトの前からいなくなってしまった。
彼に残ったのは未熟な妖精魔法の知識と、彼女の残した旅絵日記だけだった。どうすればいいのかなんてノルトにはわからなかった。ただ、彼女が行っていたことを止めてはいけない気がして、彼女の目指していたものに向かえば彼女の見ていたものもわかる気がして。ハチャメチャで何もわからなくて大好きだった彼女を知るために、ノルトはまだ青い花を探し求め続けている。


▶『静謐の王宮』に来た理由：地下深くに青い花を見た、といううわさを聞いたから(花なのかメリアなのかはわからない)
▶叶えたい願い：師匠の旅の記録を同じ花を冠する仲間に渡す/こんな生き方をした人だったのだと伝える


▶小ネタ
・誕生日：？
・好きな食べ物：木の実のコンポート、川魚の塩焼き
・嫌いな食べ物：焦げた肉
・趣味：絵を描くこと
・喫煙/飲酒：しない/ザル(好んで飲みはしない)
・恋愛対象：元気な人
・癖：羽根ペンを持ってると無意識に回す、手持無沙汰だと絵日記が入ってる鞄を触る
・身長：178cm
・イメージカラー：黄緑、黒



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▼履歴(通過シナリオ)

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◤家族構成

◤知人
・オンファロデス(短命種/女性/享年10歳 ※105年前死亡)
草原の中で生まれたメリア短命種。手違いでも起こったのか、群れから種だけが運び出されて全然違うところに運ばれてしまった状態で生まれた。たまたま近かったメリア長命種の村で育てられたが、生来の気楽で旅好きな性格から成人とともに村を出て行き当たりばったりに旅を始めた。
ノルトを見つけたのはひたすらに北へ北へ歩いていた時。大木に抱かれるように埋まり込んだアイスコフィンを見つけて、面白そうだと喜んでファイアーした。北に進んでいたからノルト、という何とも雑な理由で名づけ、「あんなところでずっと眠っているなんてもったいない！世界はね、こんなにすごくてきれいなんだよ！」と教えて回っていた。
人を助けるのは好きだった。困っている人のところには大概冒険と楽しいことが詰まっているから。だからよくノルトを連れまわしては何でも屋のように飛び回っていた。
豪快な性格で、無茶はするし最後には全部救って帰ってしまうすごい人。ノルトはわかっていないだけで、案外ちゃんと自分の力量に見合ったことしかやっていなかったのかもしれないけど。
ノルトからは「師匠」と呼ばれてる。

セッション履歴

収支履歴