容姿・経歴・その他メモ

【フルネーム】
ニコル・サラスリエン

【経歴表】
B-3-6　父親が旅に出ている（いた）
A-5-2　まだ恋をしたことがない
B-6-5　引きこもっていたことがある

【冒険に出た理由】
1-4　倒したい相手がいる

【設定】
　とある国の城下町、ウサギのリカントの母と人間の父の間に生まれた、同じく兎のリカントの娘。物心ついたころから重度のファザコンで、「パパと結婚するー」がほとんど口癖。危険と言われても城壁修理の高所作業員をやってる父親について回り、伝統的な高所作業員の歌を、リズムを変えながら口ずさむうさ耳の少女は、一種の名物であった。
　また、キラキラしたものが大好きだったニコルはそれと並行し、自らキラキラを生み出すための宝飾師の修行もしていた。
　さて、転機が訪れたのは成人前、１５になる直前。「ようやくパパと結婚できるね」と未だに言い、母親から若干敵意すら感じるようになっていた頃、父親が突然「別の地方の大事業に駆り出されることになった。年単位で帰ってこれないと思う」と家を出た。失意のニコルは引きこもった。たっぷり１年引きこもった。
　１年後、宝飾師の師匠からの破門状を見た時にぷっつんした。こんなに好き好き言ってた可愛い娘を置いて出て行ったパパがすべて悪いのだと。ぶん殴ってやらなくちゃいけないと。かくてニコルは同じ街にあった、テラスティアから来たというリルドラケンの開いた道場で修行をし、叩く道場の門を間違えたような気が途中少々ありながらも１年の研鑽を積み上げた。
　いよいよパパを殴りに行こう。さてどの国にいるのか、それを聞いたところ、家族も、国に残った父親の同僚たちも教えてくれなかった。そうすれば諦めると思ったのだろう。けれどそうはいかない、ならば自分で探し出せばいい。
　そして冒険者になった姉に対して、妹曰く。「姉さん自分で気づいてないけど結局あれ家族愛なのよね。本当の恋をしたら目も覚めて帰って来るんじゃないかしら…」とのこと。

セッション履歴

収支履歴