ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【アルノー・ハンドレスキリングアーツ】 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【アルノー・ハンドレスキリングアーツ】

(-)
入門条件
不名誉点20

ランドール地方、エレンカイア監獄と呼ばれる刑務所にて終身刑を課せられた死刑囚が編み出した技と言われています。
元軍属のナイトメアで、近接戦闘で彼に勝てるものはいないと言われるほどの強さを持つ軍人であったといいます。
そんな彼ですが、ある任務で戦争犯罪を犯したとされ、裁判で極刑に処されたため収監されたようでした。
ナイトメアは寿命がないと言われているため、終身刑とは死刑より残酷な刑罰であると言えるでしょう。
死ぬこともできずに何もないこの監獄へ囚われ続けるのはたくさんだと思った彼は、脱獄するための計画を立案し始めます。
様々な方法を何年もかけてじっくり調べ上げましたが、最終的に一つの問題に行き当たります。
この刑務所を脱出する唯一の出口には脱獄者を出したことがないと評判の看守にして死刑執行人が扉を守っていました。
ここを突破する為には手に入れられるかもわからない武器よりは、自前の格闘技を鍛えた方が確実だと考えます。
手枷により満足に動きが取れない状況でも使える武器、破壊力があり、臨機応変にうごかせるものそれは足です。
蹴り、払い、時には挟み、投げ、締める。そんな人が人を殺すためだけの禁断の格闘技でした。
彼は誰にも知られずに鍛錬を重ね、同じ独房の囚人が理不尽な暴力に晒された時も、看守達の気まぐれで殺されかけようとも
その力で反逆しようとはしませんでした。耐えに耐えた後、彼はある死刑囚が目に止まります。
他の囚人となんら変わりないはずですが、何かを見出したのか監獄の中で生きる術を教え、この技まで伝授したのです。
刑務作業の間のほんの短い時間、誰にも見られていないその時だけは彼にとっての充実した時間だったようです。
そんな、彼にとっての日々も突如終わりを迎えました。囚人の死刑執行日が訪れたのです。
件の看守が珍しく死刑場に降り立ち、直に死刑を執行すると息巻いていたのです。
絶好の脱走チャンスであり、二度とこの日はこないかもしれません。それでもなお、彼はその死刑囚を助けに行ったのでした。
最終的に死刑囚は脱走に成功したのですが、彼自身はどうなったのかは不明です。
そしてこの禁断の技はただ一人の死刑囚にのみ受け継がれたのでした。

この技は人に特化した殺人術となります。
そして、正当な流派体系を持たず、目的が目的なだけに習得時に不名誉点を獲得します。

流派装備

秘伝

《ダーティスロウズ》

必要名誉点
不名誉点10
タイプ
《投げ》変化型
前提
《飛び蹴り》
限定条件
〈投げ〉
使用
グラップラー技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
回避判定-1
概要
10m移動後、人族、かつ1部位のみのキャラクターを拘束。
効果

両足で相手を挟み込み、回転しながら相手を地面に引き倒しつつ関節を極める技です。
この攻撃の対象となるキャラクターが人族、かつ一部位のみであることが使用条件となります。
宣言特技が命中した場合、相手は回避判定に-2のペナルティを受けます。
その後、この特技の対象となったキャラクターは乱戦内に近接攻撃が可能な対象がいる場合でも
特技を宣言したキャラクターしか対象にとることができません。
遠距離攻撃を実行可能な場合でも、-1の命中ペナルティを受けます。

《トーチャードアンクル》

必要名誉点
不名誉点10
タイプ
《投げ》変化型
前提
《飛び蹴り》
限定条件
〈投げ〉
使用
グラップラー技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
回避判定-1
概要
10m移動後、人族、かつ1部位のみのキャラクターを転倒させ、追加ダメージ+5
効果

すれ違いざまに膝を裏から蹴りぬき、転倒した相手の頭を踏みつける技です。
この攻撃の対象となるキャラクターが人族、かつ一部位のみであることが使用条件となります。
宣言特技が命中した場合、相手は転倒状態となり、この判定のダメージに追加ボーナス「+5」点を与えます。

《ホーネットスティンガー》

必要名誉点
不名誉点10
タイプ
独自宣言型
前提
《囮攻撃Ⅰ》
限定条件
《追加攻撃》を実行可能
使用
グラップラー技能
適用
効果参照
リスク
命中判定-1
概要
連続で攻撃を行い、どちらも命中した場合2回目のダメージを増加する。
効果

1発目の蹴りでガードを崩し、2発目に本命の攻撃を叩き込む蹴り技です。
この宣言特技を使用するには《追加攻撃》を実行する前、主動作による攻撃でなければいけません。
宣言後は命中判定を2回連続で振り、それぞれ命中判定に-1のペナルティを受けた状態で実行します。
1回目のダイスが命中し、2回目のダイスも命中した場合、2回目の攻撃の追加ダメージを「+6」点します。
対象はそれぞれの攻撃に回避判定を実行し、命中数が確定した時にダメージ判定を振ります。
どちらか片方が外れた場合は、通常通りのダメージ判定を行います。

《マーシレスブリーチング》

必要名誉点
不名誉点10
タイプ
独自宣言型
前提
《ホーネットスティンガー》《囮攻撃Ⅱ》
限定条件
《追加攻撃》を実行可能
使用
グラップラー技能
適用
効果参照
リスク
命中判定-1
概要
連続で攻撃を行い、どちらも命中した場合2回目のダメージを増加+防護点減少。
効果

ガードを崩すのではなく、ガードごと蹴りぬくように技が進化しています。
処理は《ホーネットスティンガー》と同様ですが、2回目の攻撃で発生するダメージが「+9」点になります。
さらに、1ラウンドの間対象の防護点を「-3」します。この効果は1回目の攻撃実行後より適用されます。

《アーティラリーフォーム》

必要名誉点
不名誉点10
タイプ
《インファイトⅠ》変化型
前提
《インファイトⅠ》
限定条件
-
使用
グラップラー技能
適用
10秒(1ラウンド)持続
リスク
被ダメージ+3、回避判定-1
概要
宣言時に対象を指定、対象への命中判定+2。1部位の相手を指定したとき、命中時ノックバック5m+乱戦離脱後方5m
効果

足を大きく開き、上半身を低くすることで突進を仕掛けやすい体勢をとります。
宣言時に対象となる相手を指定する必要があります。
指定されたキャラクターに対して攻撃を行う時、命中判定に「+2」のボーナスを得ます。
命中時、対象となったキャラクターが1部位の場合は、次のラウンドに《ダーティスロウズ》《トーチャードアンクル》を実行することが可能です。実行するまでに対象が戦闘不能になった場合は他のキャラクターを対象にとることはできません。
宣言後は1ラウンド(10秒)の間、回避判定に「-1」のペナルティを受け、物理被ダメージが「+3」されます。

製作者:えくせる