特殊能力

●全身

[常]風無効、[常]断空無効

[常]凰魔領域-孤々囚々／必中

この魔物が存在する限り、"奈落の魔域"、またはそれに準ずる環境下に於いて、敵対キャラクターが与えるダメージ及び行為判定は、敵対キャラクターの「冒険者技能レベル／魔物レベル」点減少、ないしは同量のペナルティ修正が発生する。

[常]奈落適性Ⅱ

“奈落の魔域”内ではすべての部位があらゆる効果判定の達成値に+2のボーナス修正を得ます。

[常]十二獣将の眷属

この魔物は主動作、補助動作、宣言特技、魔法を行えなくなる効果を無視して行動を行え、自身が受ける物理・魔法ダメージによる適用ダメージと自身の合算ダメージを「魔物レベル」点分増減し、「抵抗：必中」による適用ダメージを更に1/2(端数切り上げ)、自身へのクリティカルが発生した場合、クリティカル回数に応じて自身が受ける物理・魔法ダメージによる適用ダメージを「15」減少させる。この効果は無効化されない。

[常]神酉の猛攻

この魔物の近接攻撃を終了した後、HPとMPを「20」点消費することで、もう一度近接攻撃が行えるようになる。

[常][宣][主]真語魔法、操霊魔法、神聖魔法（ラーリス）、妖精魔法、召異魔法、奈落魔法15レベル/魔力25(32)&魔導の真髄

「使用：魔法使い系技能」となっている全ての戦闘特技と「習得：セージ技能」となっている全ての戦闘特技、《マルチアクション》《ターゲッティング》《鷹の目》《魔法拡大の達人》《マリオネット》《MP軽減/（全魔法使い系技能）》《足さばき》《ランアンドガン》《ワードブレイク》を習得し、セージ知識判定を基準値25で行います。また、使用する属性は「土」「風」「光」「闇」で、拡張効果を無制限に使用します。魔法の行使は［部位：頭部］で行います。

●頭部、翼、足

[常]痛恨撃

打撃点決定の出目が「10」以上の場合、打撃点をさらに「+22」点する。

[宣]鎧貫きⅢ

●頭部

[常]連続攻撃Ⅱ

[常]食いちぎり

打撃点決定の出目が「4以下」の場合、その結果を破棄して2dを振り直し、打撃点を決定しなおせます。この効果は1回の打撃点決定につき1回だけ有効です。この効果は金属鎧を装備しているキャラクター、または「石の身体」などの、刃武器でクリティカルしない特殊能力を持つキャラクターには効果がありません。

[常][主]異界の理（奈落）

HPを回復させる魔法を、2倍の消費MPを消費することで、回復量と同じダメージを与える魔法として行使します。"奈落の魔域"、またはそれに準ずる環境下の場合、常に適用されます。

●頭部、胴体

[補]消散の邪視SS／35（42）／精神抵抗力／消滅

「射程/形状:2(30m)/起点指定」で「対象：1体」が受けている一時的な効果（魔法、練技など）を達成値の比べ合いで勝るものすべてを失わせ、この魔物の部位1つのHPとMPを「対象が失った効果数×3」点回復します。この能力は1ラウンドに1度しか使用できず、使用にはMP「18」点の消費が必要です。

[補]転移の邪視SS／35（42）／精神抵抗力／消滅

「射程/形状:2(50m)/起点指定」で「対象：1体」は全力移動が行えなくなり、10秒（1ラウンド）の間、魔法やアイテム、特殊能力による特殊な移動を行えなくなり、《影走り》などの移動の補助、移動に付随する能力も失う。
さらに、「射程/形状:2(20m)/起点指定」内に対象を任意に転移させる。この時、距離と高さが20m以内なら、空中に転移させることもでき、その場合、対象は飛行できなければ、即座に落下距離に応じた落下ダメージを受ける。この能力は1ラウンドに1度しか使用できず、使用にはMP「32」点の消費が必要です。

●胴体

[常]マナ再生（魔域）=50点

"奈落の魔域"、またはそれに準ずる環境下にて、この魔物のすべての部位の手番終了時、MPを50点回復します。
両方の［部位：胴体］のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。

[常]攻撃障害＝不可/不可、[常]魔法障害＝-4

雲を突く巨体が攻撃を妨げます。
両方の［部位：頭部］は、近接・遠距離攻撃の対象になりません。
両方の［部位：頭部］が対象として含まれる形で魔法をかけようとする場合、その魔法行使判定はー４のペナルティ修正を受けます。
両方の[部位：胴体]のHPが0以下になった時、この能力は失われます。

●翼

[主]奈落の狂風/35(42)／：生命抵抗力／消滅

「射程：自身」で、巨大な翼を羽ばたかせ強烈な竜巻をおこし、「対象：全エリア(半径50m)／すべて」に「2d+35」点の風属性の物理ダメージを防護点を無視して与えた上、この能力による合算ダメージに等しい落下ダメージを受けて転倒状態となります。
“奈落の魔域”内では「抵抗：半減」となり、達成値が+2され、【ダウンバースト】の効果を受けているキャラクターは自動的に「10」点のダメージを余分に受けます。
この能力を使用するには両方の[部位：翼]が行動できる状態でなければなりません。
また、この能力を使用したら、両方の[部位：翼]の主動作が完了します。
この能力は連続した手番には使えません。

[常]魔凰の飛翔Ⅱ／32（39）／生命抵抗力／消滅

全ての部位は、近接攻撃の命中、回避に+2のボーナスを得ます。また、この魔物のラウンド開始時、常に【ダウンバースト】を発動しているものとして扱い、【ダウンバースト】の効果を受けているキャラクターの攻撃に対し、常に【ミサイルプロテクション】を受けているものとして扱い、これによって〈矢〉または〈太矢〉の射撃攻撃を回避した場合、射撃攻撃を行った対象の〈ボウ〉または〈クロスボウ〉のデータにこの能力の基準値を加えた【シュートアロー】を攻撃対象に適用します。
[部位：翼]のいずれかのHPが0以下になった場合、この能力は失われます。

●足

[常]鷲掴み

鉤爪の攻撃が命中した場合、対象は移動できなくなり、近接攻撃も、自らが掴んでいる[部位：足]に対してしか行えなくなります。
自身も掴んでいる対象には、掴んでいる[部位：足]以外では攻撃出来ず、「[主]奈落の狂風」も対象から外れます。
ただし、[部位：足]による攻撃は自動的に命中し、「[常]魔凰の飛翔Ⅱ」は「抵抗：必中」として扱われ、対象が【ダウンバースト】の効果を受けている場合、対象の手番開始時、[部位：翼]の数まで「2d+42」点の風属性の魔法ダメージを受け、
対象が脱出を試みる時には、引き剥がし処理に従います。

[補]急天直下／必中

「[常]鷲掴み」によって掴んでいる対象を、勢い付けて解放する。対象に「［部位：足］の打撃点に等しい落下ダメージを与え、転倒させます。この時、対象が【ダウンバースト】の効果を受けている場合、落下ダメージがさらに［部位：翼］の打撃点+10点されます。