この魔法を行使するとき、装備している〈マギスフィア〉にセットされている〈マギバルーンオプション〉を1つ選択します。ただし、「毒」「病気」「呪い」属性に対応するものは選択できません。
　選択した〈マギバルーンオプション〉に対応する属性を持つ〈マギバルーン〉を1つ、術者の手の上に生成します。

　この魔法は、効果時間中に術者が直後に〈マギバルーン〉を生成する際にのみ有効です。効果を発揮すると、この魔法は効果を失います。
　術者が直後に生成する〈マギバルーン〉は、手に余るほどにたぷたぷの大容量になり、「威力:10」となる代わりに、その投擲時の命中力判定に-4のペナルティ修正を受けます。その〈マギバルーン〉が命中しなかった場合、対象がいた地点に落下して破裂し、その地点に直径1mの、〈マギバルーン〉と同じ属性を持つ「水たまり」を作ります。
　「水たまり」は30秒(3ラウンド)持続します。「水たまり」の上にいるキャラクターが、その「水たまり」と同じ属性の効果を受けたとき、それに対抗する判定に-2のペナルティ修正を受け、それがダメージを与える効果だった場合、追加で「2」点のダメージを受けます。
　既に「水たまり」がある地点に別の「水たまり」ができた場合、後からできたものが効果を上書きします。

　この魔法を行使するとき、装備している〈マギスフィア〉にセットされている〈マギバルーンオプション〉から、「毒」「病気」「呪い」に対応するものを1つ選択します。
　選択した〈マギバルーンオプション〉に対応する属性を持つ〈マギバルーン〉を1つ、術者の手の上に生成します。

　この魔法を行使するとき、装備している〈マギスフィア〉を1つ選び、それにセットされている〈マギバルーンオプション〉を2つ選択します。
　選択した2つの〈マギバルーンオプション〉に対応する、2つの属性を「○○かつ××」の形で同時に持つ〈マギバルーン〉を1つ、術者の手の上に生成します。

　この魔法を行使するとき、装備している〈マギスフィア〉にセットされている〈マギバルーンオプション〉を1つ選択します。術者が望むならば、この魔法を補助動作で行使する際でも、行使判定を行うことができます。
　選択した〈マギバルーンオプション〉に対応する属性を持つ〈マギバルーン〉を1つ、術者の手の上に生成します。この〈マギバルーン〉は、命中した対象に一切ダメージを与えない代わりに、対象が受けている〈マギバルーン〉と同じ属性の効果を術者が1つ選び、それを消滅させます。このときには達成値の比べあいが必要で、参照する達成値はこの魔法の達成値か、命中時の命中力判定の達成値のうち、命中時にどちらか術者の好きな方を選択できます。