容姿・経歴・その他メモ

　全て、彼女が15歳の時の話。
　両親がともに冒険者であるファルチェにとって、２、３日一人で留守番することは日常であった。が、一週間の間、父と母が共に帰らないとなると話は別だった。そんな折、ファルチェは“太陽神”ティダンの声を聞く。曰く、ファルチェの両親は裁かれたという。
　裁かれた？　誰に？　死んでしまったということか？
　そう質問しようとしても、神にその質問が伝わったかどうかすらも分からなかった。その日から一日、一日と過ぎていく度、両親の死という現実が色濃くなっていくように感じた。
　それから、また一週間後。未だに両親が帰ってこないことに両親の死を確信したファルチェは、自らの命を絶とうとする。が、ナイトメアである身体は、15歳の少女の知識と力では自害すらままならなかった。太陽神ティダンはナイトメアに対して嫌悪の感情があると知り、自分がナイトメアであることに対してコンプレックスを抱く。
　じきに「私の両親は死んではいないのでは？」と疑念を抱き、両親を探すために彼女も旅に出た。


①家族に異種族が居る
②神の声を聞いたことがある(または聞いたことがあると信じている)
③自殺を試みた事がある
誰かを探すために冒険に出た。
↓
①:エルフと人間の間に産まれる。
②:15歳ころ。“太陽神”ティダンに「そなたの両親は裁かれた」「そなたに罪はない」と言われ、それと共に、血塗れのロケットを渡される。中には笑顔の三人。実際に、両親は一週間ほど帰ってこなかった。
③:自殺を試行。ナイトメア故に人間の死に方では死ねず、15歳当時は自らを殺す方法すら知らなかった。
ティダンに言われたことを信じられず、両親を探す旅に出た。

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