ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

オシュトル - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

オシュトル

プレイヤー:あるてま

種族
ナイトメア(人間)
年齢
26
性別
種族特徴
[異貌][弱点/土]
生まれ
軍師
信仰
なし
ランク
穢れ
1
9
13
8
9
8
1
6
8
10
成長
3
成長
2
成長
2
成長
3
成長
13
成長
12
器用度
21
敏捷度
19
筋力
16
生命力
22
知力
29
精神力
30
増強
増強
増強
増強
増強
2
増強
器用度
3
敏捷度
3
筋力
2
生命力
3
知力
5
精神力
5
生命抵抗
12
精神抵抗
14
HP
49
MP
75+2=77
冒険者レベル
9

経験点

使用
42,500
残り
2,850
総計
45,350

技能

フェアリーテイマー
9
ウォーリーダー
7
コンジャラー
6
セージ
2

一般技能

楽器演奏
4
剣扇舞
3
武器整備
3

戦闘特技

  • 《魔法拡大/数》
  • 《鼓咆陣率追加Ⅱ》
  • 《先陣の才覚》
  • 《MP軽減/フェアリーテイマー》
  • 《魔力強化Ⅰ》

秘伝

  • 《《戦域魔導術アンナマリーア》》
  • 《【スノウメン】》
  • 《【フロストフィールド】》
  • 《【エレメントスワップ】》

鼓咆/陣率

  • 【陣率:軍師の知略】
  • 【怒涛の攻陣Ⅰ】
  • 【怒涛の攻陣Ⅱ:旋風】
  • 【怒涛の攻陣Ⅱ:烈火】
  • 【陣率:効力亢進Ⅰ】
  • 【陣率:効力亢進Ⅱ】
  • 【怒涛の攻陣Ⅲ:旋刃】
  • 【陣率:堅固なる布陣】
  • 【怒涛の攻陣Ⅳ:輝斬】

判定パッケージ

セージ技能レベル2 知識 7
ウォーリーダー技能レベル7 先制 10
先制(知) +1= 13
魔物知識
7
先制力
13
制限移動
3 m
移動力
19 m
全力移動
57 m

言語

会話読文
交易共通語
妖精語
狂族語
魔法文明語
リカント語

魔法

魔力行使
基準値
ダメージ
上昇効果
専用
コンジャラー技能レベル6 操霊魔法 +1=12 12 +0
フェアリーテイマー技能レベル9
使用可能ランク12
妖精魔法
+2=16 16 +0 知力+2
武器 用法 必筋 命中力 威力 C値 追加D 専用 備考
スピア 1H両 15 -1=-1 20 10 0 背負う
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
技能なし 16 0
防具 必筋 回避力 防護点 専用 備考
ソフトレザー 7 3
合計: すべて 0 3
装飾品 専用 効果
仮面 目覚めた時からつけていた。外そうとしても顔と一体化したかのように外れない。
軍師徽章
ロッセリーニの調声器 ✔MP 【古モルガナンシン王国式戦域魔導術】用アイテム
背中 ウェポンホルダー 旗を背負う用
右手 叡智の腕輪
左手 ロッセリーニの魔導筆 魔法の発動体
鉄扇 目覚めた時から持っていた。丈夫かつ仕込み刃あり。戦闘には向かない。
カッツバルゲル(鞘)
雪月花の宝石飾り 宝石3種を2個ずつ装備
所持金
11,940 G
預金/借金
0 G / 0 G

所持品

冒険者セット
宝石x2
魔晶石5点x13
明音のフルート<宿木の棒杖>
アウェイクポーション×1

ラウンドシールド
バックラー

叡智の腕輪

上質な蒸留酒*2

月光の魔符+3×1

アビスシャード×3

名誉点
26
ランク

名誉アイテム

点数
冒険者ランク
秘伝90
【ダイケホーン双霊氷法】50
【古モルガナンシン王国式戦域魔導術】50
戦旗章30
雪月花の宝石飾り20
雪月花の宝石飾り専用化100
ロッセリーニの魔導筆20
ロッセリーニの調声器20
ロッセリーニの調声器専用化50

容姿・経歴・その他メモ

HO

「心眼」
あなたは昔から不思議な夢を見る。そのタイミングや条件は不明だが、多くは人と人とが話すものであり、夢とは思えないほど鮮明なものばかりであった。

容姿

中肉中背の男。身長170前後。長髪を後ろに1つにまとめている。
顔の上半分を覆う仮面をつけている。

経歴

一定期間の記憶がない
決して手放せない小物がある
記憶の手がかりを求めて旅に出た

その他

嗜む程度にお酒が好き。

仮面について

目覚めた時からずっとついていた。顔、というか骨と一体化しているかのようで外すことはできない。無理にやれば大惨事だろう。
詳細については一切不明。感触は滑らかな陶磁器のような骨のような感じ。

鉄扇

 目覚めた時から手にしていた鉄扇。何故かはわからないが、手放してはいけないと強く感じた。
そこそこ重量もあり、鈍器として使えばなかなかの痛手になるだろう。扇を広げ、さらに伸ばせば仕込み刃が出現する。
奇襲や近接に役に立つであろうが、殺傷能力はそこまで。しかし、細かい溝が掘ってあり、何か液体を流すことができそうだ。
…何か、とは言うまでもないだろう。
 綺麗に磨き上げられてはいるものの、微かに残るシミがこれまでを物語っている。

人物
あかつき

 彼女との出会いは少し変わっていた。何せ、森に倒れていたところを拾ったのだから。放っておいてはいけないような気がしたので、次の街で少し看病をすることとした。
 起きたと思えば、仮面を見てまた気絶する始末。…確かに少々厳つい仮面ではあるが…。
 話を聞けば、彼女も某と同じような境遇のようだった。にも関わらず、某の心配をするあたり、心根は優しい子のようだ。
 彼女は守らなければならない。何故かそう感じた某は、少々強引にではあったが行く宛のない彼女を旅の共にすることとした。
 戦闘にて少々気の強い様子を見た。魔力切れかと思ったら前に出て武器で殴っているではないか。…正直控えて頂きたい。

ユリ

 気さくで話しやすい雰囲気のグラスランナーの女性だ。どうも歌が得意らしい。共に旋律を奏でてみたいものだ。
 戦闘においては前で剣を振るう勇ましい様子だった。

ガルディエル

 見た様子ベラの従者だろう。冷静な表情と反するように揺れ動く耳や尻尾が少々面白く感じた。
 しかし従者、いや執事として一流のようだった。なかなかの雰囲気を醸し出していた。
 戦闘においては格闘で相手の体勢を崩すなど後衛の補助まで行き届いていた。流石である。
 あかつきに対して少々気を遣ってもらっているあたり、機微に敏感なのであろう。

ベラ

 ガルディエルの主人だろう。ぶっきらぼうな口調からも高貴な印象を感じた。
 冒険にもなれているようで、仕掛けにいち早く気づいていた。
 戦闘においてはガルディエルとの連携で確実に痛手を与えていった。弓の腕はなかなかのようだ。

アリチェ

 不思議な雰囲気の少女だ。ふわふわ、ゆらゆら、という表現が適当であろうか。…心なしか浮いている気がしないでもない。
 …少々手癖の悪いところがあるようだ。他に盗みを働いていなければいいが…。
 戦闘においては見た目によらず攻撃を受け止める頑丈さを持ち合わせていた。彼女がいなければ、前線の維持は困難であっただろう。
 プリン、という甘味が好物らしい。
 …心なしか、最近某へのあたりが強いように感じた。

あかつきと少女の別れ?

 あなたは夢を見る。
 見たことのない一人の少女が、誰か知らない……いや、「あかつき」に向かって手を振っている。
 少女の表情は黒く塗り潰されているものの、あなたは別れを惜しむような、悲しい顔をしているのだろうと理解する。
「あかつき」が消えた後、少女はしばらくするとその場を立ち去り……ここで夢は終わる。

失われし記憶の断片-誓い-


この世界で過ごすうち、某はまた夢を見た。しかし、此度はあかつきの夢ではなく、1人の漢と話す夢だ。その者は仮面をつけて…否、外して某と向き合っているようだ。
「兄(アン)ちゃんと過ごしてきて、まさかこんなことになるなんてな…」そう笑いかける。
激しい戦いの後なのだろうか、この者はボロボロだ。
「志半ばで、それも大事な◽️◽️◽️◽️を遺してってのは名残惜しいが…護って逝けるのであればそれもまた本望。それにな…兄ちゃんなら安心して任せられる」
よく見ると周囲に白い粉のようなものが…それもこの漢から落ちているかのようである。
「一緒に剣の修行をしたのを覚えてるか?といっても、その扇や笛の扱いの方が得意だったみたいだがなぁ。いつか役に立つ、錆びつかせるんじゃねぇぞ?」
不敵に笑う。そして覚悟を秘めた眼差しで
「◻️◻️◻️◻️を、頼んだぜ…兄ちゃん!」
待て、一体何を…
そう問いかける間もなく、漢は消え去った。
…そうだ。なぜ今まで忘れていた。かつて友より受け継いだこの扇に誓ったものを。だがそれ以上は思い出せぬ。…あの者が剣の扱いに長けていたこと。共に研鑽したという過去。その記憶の扉を開く鍵と為すため、これからは剣の稽古をするとしよう。あの日誓い、託されたものを果たす為。

SK-2「コイ」

あなたは夢を見る。
そこでは一人の女性が椅子に深く腰掛け、書物を読んでいた。
『かつて、テラには四人の旅人が居た。
人族の赤き王、魔族の青き姫、狂族の黒き主、そして金色の竜。
四人は互いの強さを認め合い、同時に良き友として切磋琢磨していた。
そんなある日のこと、彼女らは二人の少女を拾った。彼女らは少女に“ニル”、“レイ”と名前を付け育てた』

SK-3「想い」(後編)

あなたは夢を見る。
そこでは一人の女性が椅子に深く腰掛け、書物を読んでいた。
『少女らはとても仲が良く、また四人の英雄たちも少女たちを愛していた。
孤高の赤き戦士は王の住まう都にてこの身で生き抜く術を教え、異界からの使徒である青き帝王はこの世の知識を授けた。
誰よりも仲間想いな黒き旅人はこの地に根付く問題を提起し、黄色の竜は信頼する従者と共に愛を説いた』

履歴

???

 …鉄の匂いがする。否、血の匂いだ。悲鳴、燃え盛る炎、物言わぬ肉塊。地獄とはこういうものだろうか。
(私は何をしている…?何故私は…、…を……。)視界が緋に染まる。己の手を見る。それはとてもヒトのモノとは思えぬモノ。
黒く染まる。思考も、意識も、何もかも。
…声が聞こえる。
「………ル!……って!…が……らな……!」
…ナニヲ言ッテイル…。我ノ前ニ立チ塞ガルナラバ…
「オ……ト…!目………して!お…い…もう……て…」
頭ガ割レル程痛ム。モウ黙ラセヨウ…。
そして視界は、意識は闇へと閉ざされた。

…遠のく意識の中、子守唄のようなものが聞こえた。
「…今はもう、お眠りなさい。」
アァ…何ト心地良キ…
「…願わくば、もう2度とその…が………。」


(■■■■…すまない…)

目覚め

 目が覚めた時には某は1人であった。冒険者としての記憶、自分の名前以外何もわからない。一つわかることは、目覚めた時に握りしめていた鉄扇。これだけは手放してはいけぬ。そのような気がしたのだ。
 某が初めに出会ったのは妖精、と言う存在のようだ。我ながら奇妙な出会いだと思ってしまった。気さくで話しやすく、すぐに打ち解けることができた。しばらく妖精と過ごし、持っていた笛で音を奏でながら森を歩いた。不思議と吹き方に関しては体が勝手に動いていた。
 森を進む中、妖精に連れられた泉で初めて己の顔を見て驚いた。顔の半分が仮面で覆われていたのだ。まるで一体化したかのように違和感のないそれは、こうして見るまで気づくことはできなかったのだ。そしてさらに、己の顔を見ようと仮面を外そうとするも全く外れない。無理に外そうとすると頭蓋ごと千切られかねないほどだ。諦めて泉をあとにし、街道へと出ることができた某は、微かな希望を求めて最寄りの街の冒険者ギルドへと向かうこととした。

冒険者ギルドへ

結果から話そう。某の冒険者の記録はあった。が、持っている情報と大差ないのである。これ以上ここにいる必要もなく、行くアテもない。しかし、どうも某の笛の音は酒場のものたちに好まれたようだ。そこで1つ考えた。演奏家、もとい吟遊詩人として各地を旅し、己の過去を探す。路銀も共に稼げるであろう。そうして某は、妖精と、ついてきた小鳥と共に当てもなき旅に出ることにしたのだ。

旅路にて

 旅の途中、度々奇妙な夢を見ることが増えていった。名も知らぬ少女の顔、某に話しかけているのだろうか?少女の他にも話しかけてくるもの、あるいは数人で会話をしているものを見るが、いずれも名も知らぬ者達である。ただ一つ言えることは、いずれもどこか懐かしさを感じるということである。
 こうして数ヶ月が経った。夢の内容は相変わらずの物だった。少し違うものといえば、夢に現れる人のの種類や数が増えているということだ。確かに知っているはずなのだ。だが思い出せない。そんな不完全燃焼な思いを抱えたまま、新たなる出会いを求め次の街へ、次の酒場へ音を奏でに向かうことにした。

また奇妙な出会い

 …とんでもない拾い物をしてしまった。
街へ向かう旅の途中、妖精の要望で少し森へ寄ることにしたのだが、何と少女が倒れていたではないか。
まだ幼さの残る、どこか懐かしさを覚える風貌だった。それもそうだ、夢の中で見た少女と瓜二つだったのだ。
 ひとまず回復魔法はかけたものの、どうにも意識が戻らぬ様子。森に捨て置くのは目覚めが悪い。…ということで、だ。
次の目的の街まで背負っていくこととしよう。起きたら少し話も聞いてみたい。
 夢の中で見た少女…、もしや、己の記憶の手がかりとなるかもしれない。そうでなくても、放っておいてはいけないと感じさせる何かがあったのだ。
 (もしや、某には…)
 これからを思って「やれやれ」と呟きながら、街へと歩を進めるのであった。

PE-0 「必然」(あかつきとの出会い)

 保護した彼女が目を覚ました…のだが、私の顔を見るなりまた気絶してしまった。…この仮面が原因だろうか。
こればかりは某にはどうしようもないゆえ、どうにか慣れてもらうしかないだろう。
 再び目を覚ました彼女と、今度は話をすることができた。名前は「あかつき」と言うようだ。どこかで会ったことがないかと尋ねてみたものの、どうも彼女も記憶を失っていたらしい。何故森に倒れていたのかも尋ねてみたが、それも覚えていないらしい。…やはり放っておくわけにはいかなかったようだ。
 彼女に某も記憶がないこと、手がかりを探して旅をしていることを話した。驚いた顔をしていたが、同情するような眼差しを感じた。どうやら優しい心根のいい子のようだ。ここで某は、行くアテがないのであれば共に旅でもどうか、と提案をしてみた。初めは、手間をかけるのは悪い、と断られたが、放って置けないこと、森の件で危ういということで説得したところ、了承してもらった。…少々強引で可哀想な気もしたが、致し方ない。
 彼女に仮面のことを尋ねられたが、某に答えられることはさほど無かった。触れてみたいということで触らせてみたのだが…、一瞬の頭痛と何かの光景が頭をよぎった。そう、燃え盛る街に立つこの少女に瓜二つの…。
 彼女に名を呼ばれ、我に帰った。一体あれはなんだったのか…。心配の眼差しの彼女に「なんでもない」と答え、今後のことについて話すこととなった。

PE-0 「必然」

 あかつきとの話で、ひとまずギルドにて聞き込みをすることとなった。
 ギルドに向かった某は、見覚えのある女性を見かける。夢で見たグラスランナーの女性だ。話をしてみたところ、彼女も冒険者であり、この街にも最近立ち寄ったとのこと。あかつきのことも聞いてみたが、どうも存じていなかったようだ。話の中で、『欠落の迷宮』という場所の話題が出た。あかつきが気になると言っていた故、何かの手がかりが見つかるやも知れぬ。その「ユリツグ」もとい「ユリ」と共に迷宮の攻略に赴くことになった。
 迷宮に着くや否や、別の冒険者と合流した。何やら高貴な雰囲気を感じさせる「ベラ」、その付き人〜只者ではない雰囲気の〜「ガルディエル」、不思議なものを感じる「アリチェ」の3人だ。彼女らも迷宮の攻略を目的としているらしく、同行することとなった。
 経験者複数のパーティーともあり、順調に探索が進む。戦闘でも初めての連携で上手くいかないこともあったが、なんとかこなせていた。…途中あかつきの連れているものを失ってしまい、落ち込んでいたが、ガルディエルのフォローもあり、少し立ち直れたようだ。
 そして最奥。禍々しい雰囲気に包まれた空間に一体の魔神がただずんでいた。戦闘を好む者らしく、拳にて我らを推し量るつもりのようだ。
 戦闘はかなり苦戦した。魔神の雰囲気に気圧されたか、うまく動くこともできず何度も危機的状況に陥ってしまった。
しかし、前衛の奮闘もあり、何とか勝利を収めることができた。純粋に戦闘を楽しんでいたあの者とは、違う形であれば友となれたであろう。
 魔神は力尽きると一つの結晶を残して霧散していった。あの者の力が込められた物だろうか、存在を感じた。
あかつきが気になるようだったのでひとまず渡しておいたが…大丈夫だったのだろうか。
 ガルディエルに促され、最奥の扉に向かう。が、その扉は開くことはなかった。ガルディエルが開けようとしてもびくともしなかった。…しかし、あかつきが扉に触れた途端開き、皆、無意識に吸い込まれるかのように部屋に足を進めてしまった。その部屋は何もない、一面の闇であった。昏いのではない。漆黒に包まれていた。戸惑う我らをよそに、扉が消え去ってしまう。が、それと同時に巨大な結晶に気がつく。これは一体…と考えているうちにあかつきが触れてしまった。
 瞬間、結晶にヒビが入り異変を感じあかつきのもとへ駆け寄るも、意識は暗転した。


 落ちる意識の中、またしても夢をみる。
 あかつきがいる。それともう1人…知らない少女があかつきに手を振っているようだ。
 その少女の表情はよくわからなかったが、悲しげな雰囲気からして別れの場面であろうか。
 そうしてあかつきがどこかへ消えて行き、少女も惜しむように見つめた後、その場を立ち去っていった。
 
 ここで視界は白く染まった。どうやら今回はここまでのようだ。

SK-1「邂逅」

 目覚めた時、そこは全く別の場所であった。草原、いやこの整い方は庭園であろうか。
 某と共にいたのはあの場にいた者のうち3名。ベラ、アリチェ、あかつきだ。皆特に体に異常はなく、一応無事であったようだ。
…しかし、ガルディエルとユリの姿はなかった。一体どこへいったのか…。
 それぞれの荷物を確認していたところ、どうもあかつきの荷物のみ紛失してしまっていた。残りの2人も探さねばならぬと立ち上がった矢先、警告の声が轟いた。彼らはこの庭園の警備であろうか?ともかく、話が通じる相手ではなかった故獲物を手に戦うことに。
 その戦いの中、消耗が激しくあわやというところに謎の少女の助けが入った。彼女の助けもあった中、警備兵の上官と思しき者の介入にて戦いは終わりを告げる。その上官は話すだけ話してどこかへ行ってしまったが、我々と敵対の意思はなさそうであった。
 その後、ミントと名乗る少女の案内にて部屋へと向かう。そこで出会ったのがミリアであった。
 彼女の話によれば我々は「転移者」と呼ばれる存在という。あの時あかつきが触れていた結晶「世界の核」とやらの影響でこちらに来てしまったようだ。彼女に質問をする中、某の仮面についての情報が上がってきた。何と、これは僥倖。しかし、彼女の言が真とするなれば、何故別の世界にこの仮面の情報があるのか。それをはっきりさせる為にも、後日「プルガトリオ」の元を訪ねることとなった。
 ここで過ごす間、某はこの世界についての知見を深めることとした。どうやら言語自体はあまり変わらないようで安心した。さらには、ここでは初めて見る狂族というものがいるらしい。

失われし記憶の断片-誓い-


この世界で過ごすうち、某はまた夢を見た。しかし、此度はあかつきの夢ではなく、1人の漢と話す夢だ。その者は仮面をつけて…否、外して某と向き合っているようだ。
「兄(アン)ちゃんと過ごしてきて、まさかこんなことになるなんてな…」そう笑いかける。
激しい戦いの後なのだろうか、この者はボロボロだ。
「志半ばで、それも大事な◽️◽️◽️◽️を遺してってのは名残惜しいが…護って逝けるのであればそれもまた本望。それにな…兄ちゃんなら安心して任せられる」
よく見ると周囲に白い粉のようなものが…それもこの漢から落ちているかのようである。
「一緒に剣の修行をしたのを覚えてるか?といっても、その扇や笛の扱いの方が得意だったみたいだがなぁ。いつか役に立つ、錆びつかせるんじゃねぇぞ?」
不敵に笑う。そして覚悟を秘めた眼差しで
「◻️◻️◻️◻️を、頼んだぜ…兄ちゃん!」
待て、一体何を…
そう問いかける間もなく、漢は消え去った。
…そうだ。なぜ今まで忘れていた。かつて友より受け継いだこの扇に誓ったものを。だがそれ以上は思い出せぬ。…あの者が剣の扱いに長けていたこと。共に研鑽したという過去。その記憶の扉を開く鍵と為すため、これからは剣の稽古をするとしよう。あの日誓い、託されたものを果たす為。

SK-2「恋」


 某達はとある村に向かっていた。先日、ミリア殿より紹介された依頼を受けたからだ。
 その依頼者によると、遺跡内部の魔物討伐とのことだった。食住が提供されるとは、なかなかの厚遇だ。話の途中、村長の娘、エリスと言うものが家に帰ってきたが、こちらを一瞥するなり二階へと消えていった。…なにやら、警戒されているようだったが。
 その後宿に案内されたが、どうも可愛らしい娘が一人で切り盛りしている宿のようだった。名前はマフィン。
 …少々アリチェの当たりが強い気がしたが、気のせいだろう。
 翌日目を覚ますと、何やら外が騒がしい。事情を聞くと、村長の娘、昨日見たエリスという少女の行方が知れないらしい。
 マフィンの話によると、彼女は”秘密基地”、つまり森の方に行ったようだ。…少し気がかりだ。依頼をこなすついでに少し探してみるとしよう。
 森の中で魔物との戦闘もあったが、ひとまず遺跡に到着した。
 まず遺跡に入って真っ直ぐ行ったが、何やらうなだれている何かがそこにあった。遠くから様子を伺ってみたが、マフィンから聞いた噂にあった鎌を持った者に酷似していた。…嫌な予感がしたのでそのまま別の道へ進むことにした。
 進んだ先には灰…のようなものとその上に赤い花びらがあった。後ほどわかったのだが、あれは人を惑わす力があった。その証拠にあかつきとベラが花びらを美味しそうだの言って食べようとしていた。制止するとすぐに気がついたので、そこまで強いものではなかったようだが…。
 一息ついた後、先へ進むと争う音が聞こえた。奥には魔神とその後ろに少女、手前には黒ずくめの者たちだ。魔神はその少女を守っているかのように戦っていた。話にあったエリスかもしれないという結論に至った我らは、黒ずくめのものと戦うこととなった。
 しかし某は驚愕することとなった。その黒ずくめの者たちは某と同じ仮面を付けていたのだ。奴らは狂族語で某に対して「同胞」と言ってきた。ひどく困惑した。自分の記憶につながる手がかりがこんなところで見つかるとは思いもよらなかったのだ。
だが、奴らが敵であることに変わりはなかった。奴らが某を狙わなかったのが気がかりだったが、もはやそれを聞くことは叶わぬだろう。
 戦いが終わり、魔神に敵対する意思がないことがわかり武器を収めた。後ろにいた少女はやはり村長のところのエリスだったようだ。魔神はどうやら彼女の手当てをしていたらしいが、こういう友好的な魔神が居るのかと思うと同時に、世界のためとは言え、こういう魔神とは戦いたくないとも思った。道中拾った彼女の日記を返し、話すべきこと、伝えるべきことを済ませた某達は帰路についた。
 そしてその帰り道のことであった。何かが上から落ちてきていた。異質なものと気づくのに数瞬遅れてしまったが、いち早く察知したベラ殿がその落下物を遠くへと投げ捨てた。ー 瞬間、辺りに轟音が轟いた。落下していたそれは爆発物だった。それも某達を狙ってのものだったのか。しかし、被害が出ているのはここだけではなかった。周囲の森が、赤く炎に包まれていた。
 呆けている場合ではない、急ぎ村人を避難させねば大惨事となる。…頼む、間に合ってくれ!


 
 

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 5,500 4,200 0 器用×1
知力×1
精神×3
1 5/30 PE-0「必然」 4,500+150 3,320 器用
敏捷
精神
みょんさん ベラアリチェガルあかつきユリ
2 6/6 SK-1「邂逅」 2,000 550 知力
精神
みょんさん 同上
3 7/4 SK-2「コイ」 1,500 1,500 9 知力
生命
みょんさん ベラアリチェあかつき
4 8/9 SK-2「恋」 3,000+50 1,240 17 器用
みょんさん 同上
5 9/2 SK-2「故意」 10,000+50 12,550 28 精神×2
知力×2
生命
敏捷
みょんさん ベラアリチェガルあかつきユリ
合流
2/11 追加 1,000
6 2/12 SK-3「想い」(前編) 0 5,000 50 筋力
精神
みょんさん ベラアリチェガルあかつきユリ
7 3/12 SK-3「想い」(後編)1 1,500+50 1,150 57 知力
みょんさん 同上
8 5/29 SK-3「想い」(後編)2 3,500 10,150 50 知力
筋力
みょんさん 同上
9 6/11 SK-3「想い」(後編)3 5,000+50 11,250 69 生命
知力
精神
みょんさん 同上
10 10/9 SK-3「想い」(後編)4 7,500 4,610 176 知力×5
精神×3
みょんさん 同上
取得総計 45,350 55,520 456 35

収支履歴

事前準備

冒険者セット::-100
ソフトレザー::-150
宝石ケース::-100
明音のフルート::-200
ペット(小鳥)::-100
妖精使いの宝石x6::-300
魔晶石5点x5::-2500
魔香草x5::-500

5/30

魔晶石5点x4::-2000
宝石売却::+150
宝石::-600
マテリアルカード(緑)x5::-1000
ラウンドシールド::-100

SK-1後

カッツバルゲル::-100
ペット(ココポ)::-100(餌をあげたら懐かれた)
バックラー::-60

8/8

魔晶石5点x2::-1000
マテリアルカード(緑)x3::-600
明音のフルート<宿木の棒杖>加工::-100

SK-2

前金::1000
魔晶石5点x2::-1000

8/19

魔晶石5点x2::-1000

9/2

叡智の腕輪::-1000

11/13

軍師徽章::-100
スピア〈戦旗章〉::-2170
剛力の指輪::-500
ウェポンホルダー::-1000
魔晶石5点*10::-5000

2/12

マテリアルカード(緑A)*10::-2000
叡智の腕輪::-1000

5/29

上質な蒸留酒*2::-200

5/29

あかつき:<+700
ミューズのホルン::-16900

6/11

あかつき:<-700
宝石売却::-300
宝石購入Lv9~10::-1500
七色ハチミツ*5::-1200
魔晶石5点*7::-3500

10/10

ミューズのホルン売却::+8450
雪月花の宝石飾り::-1200
ロッセリーニの魔導筆::-2000
ロッセリーニの印形絵具*10::-1000
ロッセリーニの調声器::-1000

チャットパレット