黒竜の聲
- 知名度
- /
- 形状
- 黒色のクリスタルが埋め込まれた杖
- カテゴリ
- 〈スタッフ〉S
〈魔導書〉S
- 製作時期
- 現在
- 概要
- 千竜崖付近で目撃される災厄の黒竜との契約の証。契約者が名を呼ぶと、力を貸してくれるのだという。
- 効果
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以下の効果は、PCが黒竜の契約者である場合のみ有効です。この武器を所持しているPCが黒竜の契約者でない場合、消費MPが2倍になり、最大MPが半減されます。
また、この武器は魔法の発動体・魔導書として扱われます。●特殊効果
この武器を所持しているPCは、クリティカルが発生しない対象を行動の対象に選んだ時、例外的にクリティカルが発生するようになる。また魔法使用時、1d6を振りその出目が5か6ならばで消費MPが「-5」される。
●黒竜の恩寵
この杖を所持しているPCは、永い時を生きた黒竜の知恵を借りることができる。魔法の行使判定時、達成値に「+3」の修正を受ける。
また、この杖を所持しているPCの参加する戦闘に黒竜は例外的に参加が可能となる。●強固なる契約
この武器を所持しているPCは黒竜が同行している場合、生命・精神抵抗力に「+3」の修正を受ける。
またこの武器は如何なる方法で契約者の手を離れても、数秒以内に手に戻る。契約者が死亡した場合この杖は消滅する。●黒竜の契約
黒竜の契約者は以下の特殊能力を使用できる。
≫災厄の咆哮
[全エリア(半径2km)]にいる任意の対象全てにC値10の「威力40+魔力」点の必中の物理攻撃を行う。
この能力によって発生するダメージ決定における2dの出目は、その最初の一回が12(6ゾロ)で固定される。この効果で固定された最初の一回目の6ゾロは、他の如何なる効果でも変更することはできない。
また戦闘特技《鷹の目》がなくとも、遮蔽の向こう側のキャラクターを選択できる。
この能力は1回の戦闘につき2度まで使用できる。用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 備考 2H 1 2 35 10 0 魔法の行使判定時、達成値+3 精神力+6
由来・逸話
かつて災厄として恐れられていた黒竜の宝石が埋め込まれた杖。杖は幼い契約者に合わせて小さく軽めに作られている。
その宝石はかつてのヴァヘンダーの力の象徴であり、また契約者への信頼の証であるという。宝石は黒く輝き、それは決して安寧を与えることはないだろうとされている。だが幼い契約者はこれを抱いて眠った。嘗てそうであったように、剥がれるほど冷たい夜と孤独の時間だけが彼女の安寧なのだろう。