容姿・経歴・その他メモ

とある村、貴人の邸宅に使用人として働いていた。
昔から手先が器用で倉庫の錠前管理全般を任されていた。

　ある日、錠前の調整に手間取った彼女は手持ちのマギスフィアを使って小型爆弾を作成、
それを使って錠前だけをぶっ壊そうと企み点火してみた所、想像以上の閃光と共に倉庫の鉄扉諸々が吹っ飛んだ！
幸い、あまり音は出なかったらしく自分以外に気づかれた様子はなかったので、歪み開いた扉を適当に直し錠前もせずにその日を済まそうと眠った・・・。

　悪い事とは立て続けに起こるもので、我々が気づいたのは次の日の朝、倉庫にでかでかと張り付けられた「正義の味方！参上！」というアホっぽい張り紙、当時流行りの義賊とか言う連中が「富の再分配ダァ～！」とかぬかして屋敷に盗みに入ったようだった。コイツらさえいなければ私はこんな状況にはなっていなかっただろう、私というクソデカ原因を除けば・・・ﾁｸｼｮｰ！

　案の定、主人は錠前を管理していた私にカンカン、倉庫内にかなりの金額を置いていたらしくただの使用人に払える額では到底なかった。長考の末、鉄扉を壊した事で罪を背負うことになり都市部近郊の監獄に入ることになってしまった。村から輸送される際、財産は全部没収。主人のせめてもの情か収監は思ったよりも短かった、知らぬ土地にぽつんとたたき出されてからの再出発。最初の内は日雇いの肉体労働、鍵屋があったので途中からそこで働くようになった。それでも都市で生きてゆこうと思ったらこれだけでは足りない。さらに日銭を稼ぐべく、街に来た旅行者を案内なんかして何とか生活を維持できるようになって来た。街から数日の村まで案内中、蛮族の襲撃で仕事がポシャる、そんな事が多くなった。不味い・・・クソぉ・・・
「蛮族、解せぬ。」黒く煤まみれに歪んだ錠前を握りしめながら。
流れに乗って来た職を取り戻すべく彼女は冒険者ギルドへと足を運んだ・・・。

テアドラールという姓は収監される際につけられた。金を破壊するという意味

履歴

・経験点：1000+130+1ゾロ
・報酬金：500G+160G
・成長 [編集済]
弾薬３発使用
残９

セッション履歴

収支履歴