封印されしアーリザハーリク
- 知能
- 高い
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 魔神語、魔法文明語
- 生息地
- 魔界
- 知名度/弱点値
- 自動/18
- 弱点
- 水・氷属性ダメージ+3
- 先制値
- 16
- 移動速度
- 0
- 生命抵抗力
- 15 (22)
- 精神抵抗力
- 16 (23)
| 攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 牙(頭部) | 12 (19) | 2d+17 | 12 (19) | 12 | 142 | 110 |
| なし(エリンターナ) | ― | ― | 12 (19) | 0 | 可変 | 20 |
| 鉤爪(胴体) | 12 (19) | 2d+15 | 11 (18) | 14 | 123 | 86 |
| 翼(翼) | 10 (17) | 2d+13 | 10 (17) | 11 | 70 | 41 |
| 翼(翼) | 10 (17) | 2d+13 | 10 (17) | 11 | 70 | 41 |
- 部位数
- 5()
- コア部位
- 頭部(すべて)
特殊能力
●全身
[常]毒無効、病気無効、精神効果無効
[常]炎吸収
炎属性のダメージを受けません。逆に、炎属性の攻撃を受けたときは、適用ダメージと同じ値だけ攻撃を受けた部位のHPが回復します。
炎属性による不利な効果も一切受けません。
●頭部
[主]魃風の息吹(ばっぷうのいぶき)/12(19)/生命抵抗力/半減/炎属性かつ風属性
「射程:50m(2)」「形状:射撃」で「半径6m/20」の範囲に乾いた高温の熱風を吐き出し、「2d+13」点の炎属性かつ風属性の魔法ダメージを与えます。
この能力は連続した手番には使用できません。
●エリンターナ
[常]召喚の器
依り代としてエリンターナのその身体を器として融合し、その異能の力を持って異界との門を開き封印を破ろうとしています。
まだ不完全な融合であるため、魔神の胸部からエリンターナの上半身が外部に出てしまっています。
エリンターナの異能の力が封印を破るための鍵となっているため、外部に出ているエリンターナを狙って攻撃し、彼女を殺害すれば封印を破る試みが失敗し、異界へと送還することができる可能性が高いかもしれません。
一方で、エリンターナの死によって彼女の抵抗がなくなり、肉体を完全に取り込むことで封印が破られる可能性もあり得ます。
エリンターナのHPが0以下になったとき、代表者が2dを振り、出目が「5」以上であった場合には送還に成功、「4」以下であった場合には封印が破られゴーント地方が滅んでしまいます。
●胴体
[常]攻撃障害=+2・なし
すべての[部位:頭部]は、近接攻撃に対して回避力判定に+2のボーナス修正を得ます。
[部位:胴体]のHPが0以下となっているとき、この能力は失われます。
[常]魃王の領域(ばつおうのりょういき)
自身を中心とした半径50m内では、急速に水分が失われ炎の勢いが増します。
この領域内では、水・氷属性によるダメージは3点減少し、炎属性によるダメージは3点上昇します。
この能力は[部位:胴体]のHPが0以下となると失われます。
●翼
[宣][準]かばうⅠ
戦利品
- 自動
解説
何処かの地に封印されている四天禍魔神将、「旱魃(かんばつ)」の災禍を体現する“魃竜将(ばつりゅうしょう)”アーリザハーリクが魔域の力を使って異能の力を持つエリンターナを呼び寄せ、その身体を依り代として封印を破ろうとし、上半身が魔法陣からこの世界に姿を現している状態です。
魔法の鎖と封印の魔法陣によってその絶大なる災禍の力と身の動きを制限されていますが、十分に驚異的な存在であるのには変わりません。
このままでは、いずれエリンターナを取り込みその異能の力までをも手にしたラグアドログが完全に復活を果たし、ゲーリガン海岸だけでなくゴーント地方全体を恐怖で覆い包むことになるでしょう。
真相:エリンターナはかつて幼いころに姿をくらましたことがあります。そのとき、彼女は封印からの解放を企むアーリザハーリクによって魔域へと誘い込まれていました。
そうして魔域の中を彷徨い、封印の間へと辿り着いたエリンターナでしたが、アーリザハーリクの企みとは裏腹に彼女は綻びかけていた封印を己の魔剣を楔として修復し、異能の力を使って帰還しました。
ですがそれから月日が経ち、アーリザハーリクは楔となった魔剣を主と共鳴させることで呼び寄せ、再びエリンターナを手中にせんと企みました。
エリンターナは抵抗しましたが、ドレイクという種族の己の魔剣を求める性に完全に抗うことはできなかったのです。