容姿・経歴・その他メモ

名前：モナカ・ティミドゥス
性別：女性
年齢：２７歳
身長/体重：154cm/45kg
Ｂ・Ｗ・Ｈ：92・52・91



経歴表&冒険動機

●経歴１：監禁されたことがある。
●経歴２：一定期間の記憶がない。
●経歴３：異種族の街で育った。

▼冒険動機：(二人目の育ての)親に云われて。


　Monacha Timidus(モナカ・ティミドゥス)という名前はラテン語で「臆病な修道女」を意味する。
　賢神を信仰している理由は、教会のいつかどこかで聞いた「知識のない奴から死んでいくんだ」という悲鳴がトラウマとなり、実践でもそういった仲間が死んでいった経緯から信仰している。正確には脅迫概念に近い。
　育った環境が環境なだけに性知識は豊富で、その上で諦観している。胸を揉ませてと云えば、不思議そうな顔をしながら「こんなものの何がいいのか……」と云うだけで揉ませてくれるだろう。

　生まれや年齢は魔道機師ということを二人目の育ての親に教えて貰った。

　そもそも、自分は 誰もいない個室で、針を背中に傷が付かないくらい――――正確には目に付かない程度――――でありながら、痛みを伴うくらいという絶妙な調整で刺し、それを１日に三時間毎周期で行うことによる精神変化・脳波変化を計測する実験の被験者らしかった。
最初は定時毎の痛みに辛さや痛みに苦しむのたが、それが中毒性を帯びていき……やがて、痛みを定期的に取らないと発狂するにまで至る。
基本的に針を刺すタイミングでしか人と接する機会がなく、痛みのある時間＝人と会える＝自分は生きていると再認識できる……という最悪の中毒性である。
　上記の拷問は奈落教大教会の地下で行われていたものと二人目の育ての親、西の魔女に教えてもらう。

　自分は「誰か」――――育ての母親と呼称するが――――に、上記の拷問によって恭順し、以降は兵士として完膚なきまでに仕上げれらたようだ。
　生まれの影響と視力の良さから狙撃手として鍛え上げられ、奈落教大教会の三大戦力にまで数えられるようになった。
　然し、育ての狂信者(はは)は異端の中の異端であったらしく、奈落からやってくる魔神を信仰していながら、それらの魔神の肉を喰らい神へと至る……そんな思想を抱いていたらしい。自分はそのための兵器だとか思われていたそうな。
　覚えていないのだが、自分は狂信者のお願いで魔神を見事撃ち殺したらしく≪魔神殺しの狙撃手(シルバーバレット)≫と呼ばれるようになったのだとか――――銀の弾丸は使っていなかったので、畏敬を込めた愛称だとも――――当然、その頃の記憶はないので実感はないが。
　また、数多くの魔物・妖魔・蛮族を屠ってきたため、記憶がたまに断片的に蘇り、対象の情報を思い出すこともある。

　当たり前だが狂信者(はは)の末路は悲惨なもので、魔神を殺すように命じたことが奈落教の者たちにバレてしまい殺されてしまった……らしい。
　私は、魔神を殺した際、偶然に立ち寄った西の魔女に見染められてスカウトされた。

　西の魔女の手厚い接待に、今までの常識が崩れ去り、用意された客室で倒れたらしい……その時に、それまでの記憶が跳んでしまったようだ。

　それから暫くは西の魔女の使用人として働き、魔法関連の仕事を手伝ったりと順風満帆な生活を送る。
　たまに腕を買ってくれた恩義もあり、専用の射撃場で撃たせてもらうのだが、本当に魔神を殺したのかと疑われるくらい――――それでもそこらの射撃手よりは断然腕がいいらしいが―――――射撃術だった。
　記憶を失っている弊害かもしれない。

　２年後、西の女王より「世界の見聞を広め、成長してくるように」とだけ告げられた。
　ここにも居場所はないのかと途方に暮れる私に西の魔女――――二人目の育ての母親は云った。

「そして最後にここに戻ってきなさい」

　軍資金も道具もなにもくれなかった。
　それも勉強だと云われた。
　でも、一番大切なものを旅前にくれた。

「でも、そのままだと不便ね……モナカ、モナカ・ティミドゥスと名乗りなさい」

　意味は皮肉だけど、その皮肉に気付けるくらい知識を得なさい。
　そう、笑顔で送り出してくれたんだ。


　余談だが、愛用の超長距離狙撃銃は武器屋に売って、日銭にした。
　もう使い切ってる。
　いつか自分で稼いだお金で、また買う予定。

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