魔剣〈ヴィント〉
- 知名度
- 15
- 形状
- 滑らかな形状の刀身に渦巻く風のような彫り物がされた短剣
- カテゴリ
- 〈ソード〉Bランク
- 製作時期
- 魔動機文明
- 概要
- 僅かに風を纏った短剣
- 効果
-
腰に装飾品として装備できる短剣。
この魔剣を[用法:1H]で装備、あるいは[装備品:腰]か[装備品:その他]として装備している場合以下の3つの効果を使用することができる。
ただし効果1、2は1日1回、どちらかの効果しか使用できない。
1:補助動作で使用を宣言することで10秒(1ラウンド)だけ、通常移動、全力移動の移動可能距離を5m上昇させることができる。制限移動には効果がない。
2:敏捷度ボーナスを使う行為判定のサイコロを振った後に使用を宣言することができる。その判定時のみ敏捷度が6点上昇したものとして扱われる。この効果は〈スマルティエの能力増強の指輪:腕輪〉及び〈能力増強の指輪:腕輪〉を装備しているときの効果とは重複するが〈能力増強の指輪:腕輪〉を壊して得られる効果とは重複しない。
3:補助動作で使用を宣言することで3分間(18ラウンド)、使用者は風属性が含まれているあらゆるダメージ(確定ダメージも含む)を受けず、かつ風属性による不利な効果を全て無視できる。また、風による不利な効果も無視できる。
この効果を使用した場合、効果時間終了と同時にこの魔剣は塵となり完全に消失する。
この魔剣を所持するPCをセッションに参加させる際は必ずそのセッションのGMに使用の可不可を相談すること。
使用不可の裁定が下りた場合所持していない扱いにしてもよい。
武器としての能力値は魔法の武器である以外ダガーと同様。用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 備考 1H投 3 3 10
由来・逸話
魔動機文明時代に製作された魔剣。
同時代、とある国にて「誰にでも使えてかつ安価な魔剣を」という要望を受けて製作された。故に同じ能力を持った同型の魔剣が複数存在する。
製作当時はより強力な魔力を備えていたが、“人造魔剣《ファルシュ・ヴィント・ケーニヒ》”に魔力の多くを吸い取られてしまった。
そのため今では1日1回、僅かな風を起こすのがやっとの力しか無い。
それでも自らの所有者が危機に陥った時、その力を使うことに躊躇いはない
その者は自分たちを救ってくれた『勇者』なのだから……