聖印と神像

聖印は、人間を称える５本の指、それを掌握しようとするヨーグルを示す兎、その全てが髑髏「死」や「破滅」といった終点を目指す者をイメージしていると言われている。

神格と教義

神とは讃えられる者である、とするならば、それが恐れや恐怖からくる畏怖の念を元にカルト的に崇められることは、たった50程年前に誕生したタビットが成し遂げるのは到底無理な事であった。
しかし、彼には悪魔とでも契約したのか、類まれなる様々な魔法への才能が有ったために、不思議とその力にあこがれ、次々と彼の思想や願望を叶えようと妄執化していった人々が増えて行った結果、元々彼が在籍していたユーシズ魔法学校の操霊魔法科の生徒を中心に、この宗教に近いシステムが構成された。
完全な彼の聖印を所持している者はこの世界に数える程しかおらず、というのもそれを手にする方法が直接ヨーグルの上位人格を持つ人形に認められ、直接もらわなければならないからだ。とどのつまり、オリジナル品はアルフレイム大陸のどこかで不定期に生成され、これを所持している人物は蛮族や人族に限らず、病的なまでのヨーグル信奉者であり、108個に分かれたヨーグルの内誰かが渡している。また、それ以外の聖印はその力の一部しか使用できなかったり、力を引き出しているといずれ破壊されてしまうレプリカということになる。

格言

「伍の路に別れし先は」

「叡智の耳殻の下に円環は繋がり」

「祖の破滅へ導かれん」