アナミシスの蟻巨兵(アントゴーレム)
- 知能
- 動物並み
- 知覚
- 魔法
- 反応
- 敵対的
- 言語
- なし
- 生息地
- わたしは ここに いる
- 知名度/弱点値
- 16/20
- 弱点
- 打撃ダメージ+3点
- 先制値
- 16
- 移動速度
- 14
- 生命抵抗力
- 13 (20)
- 精神抵抗力
- 10 (17)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
極大剣(上半身) | 13 (20) | 2d+12 | 9 (16) | 7 | 80 (105) | 33 (38) |
赤熱砂礫(蟻骸核) | 12 (19) | 2d+10 | 8 (15) | 4 | 100 | 280 |
踏みつけ(下半身) | 11 (18) | 2d+14 | 8 (15) | 6 | 75 (90) | 12 (15) |
- 部位数
- 3(蟻骸核/上半身/下半身)
- コア部位
- 蟻骸核
特殊能力
●全身
○炎無効
○あふれる竜獄炎
このモンスターのありとあらゆる攻撃は「炎属性」が付与されます。
この攻撃は 炎無効 や 剣の加護/炎身 を突破し、通常通りのダメージを与えます。
ただし、
レベル6以上のドワーフであれば、「命中/行使判定の達成値」を目標値に、生命力判定に成功すれば、「半減」できます。
(抵抗/半減の場合はさらにダメージを半減します。0以下にはなりません。)
レベル11以上のドワーフであれば、自動的に「半減」でき、
レベル15以上のドワーフに触れられているキャラクターも自動的に半減できます。
毎ラウンド開始時、蟻骸核のMPが10消費されます。この効果でMPが10未満になった場合、半径500㎞のあらゆるものに2d+28点の炎属性のダメージを与えた後、直ちに〇あふれる竜獄炎は失われ、全身の部位のHPは0になります。
●上半身
☑薙ぎ払う
巨大な武器に任せて、近接攻撃可能なキャラクターを任意に5体まで選び、それらに近接攻撃を行います。
渾身攻撃と同時の宣言では、命中したうちの1体を選び、それに対してのみ打撃点が上昇します。
☑渾身攻撃
倒すべき敵を一体に定め、打撃点を+12点します。
リスクとして、全身の回避力に-2のペナルティ補正を受けます。
○岩の身体
刃武器からクリティカルを受けません。純エネルギー以外の魔法攻撃から、クリティカルを受けません。
☑かばう
戦闘特技<かばうⅡ>と同じ効果です。
○溶け零れる体
炎属性の攻撃でダメージを受けた場合、防護点が2点ずつ減少します。
防護点が2点以下になった場合、〇岩の身体の能力は失われます。
●下半身
○攻撃障害=+4・なし
大きさが攻撃を妨げます。
「部位:上半身」「部位:「蟻骸核」は近接攻撃に対する回避力判定に+4のボーナス補正を受けます。
「部位:下半身」のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。
○岩の身体
刃武器からクリティカルを受けません。純エネルギー以外の魔法攻撃から、クリティカルを受けません。
○溶け零れる体
炎属性の攻撃でダメージを受けた場合、防護点が1点ずつ減少します。
防護点が2点以下になった場合、〇岩の身体の能力は失われます。
●蟻骸核
☑獄炎波
MPを「10」点消費して、武器攻撃の射程を 全エリア(半径2000m)/空間(すべて)の魔法ダメージ(抵抗(生命力)/半減) に変更します。
この時、打撃点は-6されます。
リスクとして、この攻撃に対して自身は「抵抗不可」となります。
この能力は、使用するたびに射程半径が1.5倍になります。
備考ですが、最寄りの村までの距離は20000mです。
☑竜獄炎強化
MPを「10」点消費して、このラウンドの終了時まで
「部位:上半身」へ、〇複数宣言=2回
「部位:下半身」へ、〇3回攻撃&双撃
上記の2つのうち、どちらかを選び、習得させます。
リスクとして、
「部位:上半身」であれば、次のラウンドまで上半身は回避判定ができなくなります。
「部位:下半身」であれば、〇攻撃障害 を次のラウンドまで失います。
☑もえさかるはどう
MPを「10」点消費して、全身の武器攻撃が命中した相手にかかっている魔法効果をすべて消滅させます。
○過剰魔力
部位数が1つ減るたびに発動します。獄炎波の射程を3倍にします。
戦利品
- 自動
- 燻る蟻宝玉 9000G(金・白 S)
- 2~7
- 黒こげの竜麟 300G(赤A)×1d
- 8~12
- 獄炎大剣の欠片 2000G(赤・金S)
- 13~
- 炭化して古びた竜の角 5000G(赤S)
解説
異常な年月と、外部エンジンを搭載したことで強力になりすぎたソウレイハシゴアリのゴーレムです。
全高は、そのほとんどの部位を喪失したにもかかわらず8m程度あり、圧縮された砂岩と、焼け焦げた砂で形成されています。
魔力回路を中途半端に壊されたせいで、本来「数百部位」を動かすためにやりくりされていた莫大な魔力が暴走しています。
現在の躯体を動かすのには過剰なマナは、あふれ出した端からすさまじい熱量の炎に変わり、空気を焼いています。
その熱量は明らかに時間経過とともに上昇しており、やがて、アナミシスとその周辺地域の全てを焼き払うでしょう。
自らの身体をも焼き溶かしていく獄炎は、何らかの妄執を感じる、歪なものです。
そもそも、この核にある魔力だけでアレだけ膨大な質量を動かすことができるのでしょうか。
歪な砂漠は、いまだ灼熱のままです。まるで、太陽でも埋め込まれたかのように。
「わたし は ここ に いる だけ。 まもる ため だけ に いる 」