容姿・経歴・その他メモ

ブレードスカートの判定メモ
k10+{フェンサー}+({筋力}/6)+{追加D修正}@9 【威力】ブレードスカート


ティガット山脈の、自然に囲まれた小さなシャドウの里で生まれた。
シャドウ以外も住んでいるが、伝統を重んじる家が多数派で、
あまり他種族やよそ者の介入を好まなかった。
里は優秀な密偵や暗殺者を多数輩出してきた歴史があり、
特にラティの実家は武芸に秀でており、里内での地位も高く、発言力もあった。
両親から密偵としての技を叩きこまれながら、いつか親の後を継ぐのだと鍛錬に打ち込んだ。
ブルライト地方の色々な場所に連れていかれ、仕事の手伝いをしながら実地の経験も積んでいった。

18になった頃、当時付き合っていた男に、両親が管理していた
集落に代々伝わる秘宝を見せて欲しいとお願いされ、最初は断ったが押し切られる形で承諾、
洞窟神殿への侵入を手引きしてしまう。

そして、それが原因で秘宝を外部の人間に盗まれてしまう。
家族は責任を負わされ、ラティは里を永久追放された。
里から離れる際、恋人が秘宝を盗んだ人間と会っているのを目撃し、すべてはカシャーリ家を失脚させるための
彼の計略であり、自分はまんまと騙されたのだと知り愕然とする。

やがてハーヴェスに流れ着き、自らが犯した過ちを正し、家の汚名を濯ぐため、
秘宝の奪取のために調査を開始。それから当面の生活のためにも冒険者になることにした。

2年後、ハーヴェスを拠点に活動していた頃（20歳時）、なにやら身の丈に合わないアーマーを着込んでいる
高貴そうな男の子を発見。「憧れ」に近づこうとして焦っていた彼にアドバイスをしてやる。
「自分の強みを自分で駄目にするのであればそれこそ『憧れ』に胸を張って共に居られるのか」
と言ったがうまく納得できていなさそうだったので、
ちょうど港町のハーヴェスにたくさん飛んでいたカモメを見つけ、
「君は魚になりたがっているカモメみたいなもの」と例えて努力の方向性の誤りを指摘し、エールを送った。
名前はお互いに聞かなかったが、彼の真直ぐな人間性は印象的だったため、
「カモメくん」という恥ずかしいあだ名をつけて別れた。

里を追放されて4年が経ち、アグリカに流れ着く。
いまだ、秘宝を盗んだ犯人の足取りは掴めていない…。



里はシーン信仰が主流で、ラティ自身も敬虔な信者である。
暗殺者という両親の仕事に関しても、弱きものを助けるためなら、
世に蔓延る不正に対して暗殺という手段を用いるしかない面もあると考えている。
「自分が手を汚すことで、安心して夜を過ごせる人もいる」が、ラティ及び里に住む人々の理念であるが、
普段は世間体のこともありそうした態度を表には出さない。

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