容姿・経歴・その他メモ

フリーバリ家侍従、兼狩人。
狩りのない日は館内の雑用や清掃、調理の補助を担当している。
――が、頻繁にさぼって目立たない場所でパイプをくゆらせる悪癖がある。
そのため使用人を監督する立場にある執事には目を付けられているが、持ち前の愛想の良さと人の目を盗む技術によって見事に持ち場を抜け出している。

元冒険者。
「主人」ではなく「友人」として接してくる風変わりなエルフと共に旅をしていた。
エルフ語も、射撃の技術も、喫煙習慣もその際に得たもの。
しかし一度死んでいるため、そのエルフの名前も顔も、どうして今そばにいないのかも忘れてしまい、思い出の中に大きな空白がある。
その蘇生費用を払ったのが、現在の主人であるシーグヴァルド。
費用の返還を求めず、ただ行き場を失くした自分を雇い入れてくれた彼には深い感謝と敬愛を抱いている。
同時に、自分を蘇生した理由について語りたがらないその態度から、おそらく記憶の中のエルフはすでにこの世にないのだろうと予測を立てている。

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