聖印と神像

聖印は狼と槍を模した形です。狼の隣に槍が描かれることもあれば、狼が槍を咥えることもあります。これは初代奈落狩りに狼に関連した逸話が残っているためです。
神像は描く者の解釈によって形を大きく変えます。鎧の有無や兜の有無だけでなく、性別まで様々です。しかし多くの神像は槍を高く掲げる姿で描写されていることが共通します。

神格と教義

主にダイケホーンにおいて局所的に信仰されている神で、一般的に広く知れ渡ってはいません。
古代魔法文明時代末期、魔神の侵攻や奈落の発生に対し、魔法王達は封印することによって対処しようとしていましたが、壁の守人であった初代奈落狩りは奈落を滅することを主張し、行動に移しました。
結果的に、"奈落の魔域"の攻略法や〈奈落の核〉を破壊することで脱出ができることが冒険者等に広く知れ渡ることになりました。
初代奈落狩りは生涯奈落を滅し続け、聖槍を見出したすえにその消息を絶ちました。
初代奈落狩りの信者達はこれといった教義を持っているわけでも、初代奈落狩りから教義を与えられもしていませんが、"奈落の魔域"の破壊、そして魔神を積極的に排除することを実質的な教義としています。

格言

「苦難と闇を畏れるべからず」

「光があなたに染み渡らんことを」

「長き夜も、明ける時だ」