容姿・経歴・その他メモ

シャドウの両親の下に生まれたナイトメア。一般的なシャドウの見た目に反して、瞳は２つ、髪は黒く、肉体は少々頑丈に育った。生まれながら頭部に２本の角と、体の隅々にまで広がる痣を持つ。肌は極端に色白で、その痣を嫌というほど強調している。その見た目により、生まれた時から忌み嫌われていた。さらに、一般的なシャドウが得意とする隠密行動も、成長していくにつれその不器用さや敏捷性の無さから、できないということが露呈してしまい、より虐げられるようになる。シャドウの社会の中では圧倒的に落ちこぼれであり、誰も擁護しようとはしてくれなかった。両親は、生まれたばかりの彼の右目の下に「ナイトメア」と読めるタトゥーを彫り、両親自らの手で、彼をシャドウの社会には出さないようにした。社会に出してしまうと苦い経験をするであろう自分の子を守るための、せめてものの優しさからなのか、それとも単に一家の汚点という理由から外には出したくなかったのか、その理由はディアスには図りかねる。
そんな幼少期を過ごしたために、人とのコミュニケーションが苦手になった。

15歳の成人の時に、両親は外に出ることを許すと約束してくれた。ただし、外に出るのなら二度と帰って来るなという条件と共に。どこかで聞いた、冒険者という職業。彼らは腕利きの人材なら誰であろうと登用する、そんな噂を頼りに、シャドウには扱いの難しい魔法を練習し、生まれ故郷のレーゼルドーン大陸を出て東のアルフレイム大陸へと旅立った。

魔法を使えるため後衛を任されることが多い。基本的に臆病な性格なため、自分的にはちょうどいいと思っている。契約を重んじ、一度した約束は決して破らない性格でもあり、そこにはやはりシャドウの血が流れているともいえる。

その場に自分一人で暇がある時には、妖精と会話している。

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