容姿・経歴・その他メモ

身長は180ｃｍ前後で、割とがっちりとした体形をしている。

まだまだ未熟ながらも魔導技師としての道を歩もうとしていた青年。
魔導技師として嗜み程度の射撃の腕を持つものの、的を狙えばあたる程度のもので敵味方動き回るような環境ではいまいち信用できない。
親が手練れで、幼馴染と共に剣を教わったことはあるが、最低限習熟した程度である。
とある事情で必死に、だが絶対にバレないようにコソコソすることになった時期がある。



経験A：奇妙な予言をされたことがある
経験B：告白されたことがある
経験C：大きな嘘をついている（いた）

冒険に出た理由：なりゆき


幼い頃、ロウは見慣れない老女に預言をされる。

「貴方と共に歩みたいと申し出る者が現れた時、貴方の人生は大きく変わるでしょう」と。

だが、所詮は幼い頃の預言。そんなものは17歳の頃にはコロリと忘れていた。
そして彼は熱烈なアタックの末にかつて同じ師に師事していた魔導技師見習いの娘と恋仲になった。

恋人を得て、このままこの町で魔導技師として共に身を立てる。ささやかながら順風満帆といえる彼の人生であった。

しかしここで彼に転機が訪れた。なんと幼馴染の吟遊詩人の娘が彼に告白してきたのだ。
もちろん彼には出来たばかりの可愛い恋人がおり、断ろうとする。しかし、その幼馴染を恋愛対象とは見れずとも大切には思っていた。

（やんわりと、できる限り傷つけずに断ろう）

彼は彼女と少し話をし...そこで彼の記憶は途切れている。

目覚めればベッドの上、自分は生まれたままの姿、そして隣にも生まれたままの姿の幼馴染、シーツを見ると血の跡が...

そして「受け入れてくれてありがとう」と、幸せな顔でのたまう幼馴染に、どうしたものかと彼は頭を抱えた。

（何故幼馴染と契ったのかわからない。ああ、魔導技師の娘にはなんと言えば、いやこんなこととても言えない。）

思考の空転、時間の浪費、何も出来ない自分。虚ろに口から吐き出される「君だけを愛してる」云々の歯の浮くようなセリフ。
そして訪れたのはわかり切った結末であった。

恋人になった時期はほぼ同じ、どうにか目立たないようにしても時間稼ぎをするも、両恋人に発覚。

町を去った彼の腹と背には刺創と銃創が刻まれていた。

余談：吟遊詩人の娘は天才である。具体的にはバード7Lv。彼女にかかればラブソングやララバイだって...おや、何やら心地の良い音が...ああ気になる、いったいどこから..

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