容姿・経歴・その他メモ

傷跡が目立つ肌にくすんだ黒髪を生やした狼のリカント。
ハーヴェスのスラム生まれ喧嘩育ちの健康優良万年不良一匹狼。
両親や隣人がある日突然命を落とす様を幼い頃から目の当たりにしてきた。そのせいか「最後まで突っ走って夢見て死ねたら本望」というドライな死生観を持つ鉄砲玉気質。
学がないなりに金目の話には耳ざとく、意外と頭も回る。
「この世に生きた痕跡をなんとか残したい」という名誉欲に囚われた仕切りたがりで常に集団のリーダーや注目の的になることに拘る。
貴重な遺物を手にすることで得られる富と名声に憧れ、己の拳一つで成り上がろうとギルドの門を叩いた。
冒険はあくまで仕事と割り切る一方、博打好きな性分で堅実さよりも一山当てることに固執しがち。
スラムでの経験から盗まれたり失って困る財物は極力持たない&宵越しの銭は持たない主義。いまだに店での支払いをツケで済ましてしまう借金癖が抜けない。

【ファフ】
「普段は図体と羽が仰々しいばっかで頭が回らねえ、とんだ優等生クンだ。戦いのときは最高に頼りになるんだが…俺がなんとか手解きしてやんねえとキビシイ世間は渡っていけねえみたいだな」
【ダリア】
「ボケてんのか素面なのか、頼りになるのかなんねえのかよくわかんねえ爺様だな。こんなのにリーダーは任せておけねえ！ しっかり俺の後ろに置いといてやらねえとな」
【フィアレ】
「ちっこいくせに俺を舐めてやがる…正論や常識で俺の器は測れねえってことをいまにわからしてやんよ」


【最初の冒険を経て】
人生初のまとまった金を手に入れたことで舞い上がり、豪遊。ステゴロばかりで使い慣れていなかった武器に習熟することも一応忘れていなかった。
自身の喧嘩殺法に絶大な自信と誇りを持っていたが、物理で解決できない罠や魔法、特にゴーストなどの実体を持たない存在に対する強烈な苦手意識を植えつけられてしまった。
常に背中を預けることができ、当たって砕けた後の尻拭いをしてくれる仲間たちのありがたみを実感しつつある。

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