日に焼けた褐色の肌に、ウェーブのかかった黒髪。
耳としっぽは狐のものであり、幼いからか毛質は想像よりも柔らかい。
長いまつ毛と気だるげな目付きから、ミステリアスな雰囲気を漂わせている。
戦闘による生傷が絶えず、いつもガーゼやテープを顔に貼っている。

グェン村出身のリカント。
家が貧乏で、幼い頃から母と兄と一緒に協力し、何とか生活を続けていた。
何よりも大切な家族と一緒に居られることを幸福に思い、貧乏な生活に不満はなかった。
そんなある日、母の体調が悪くなり、稼ぐ当てを失いそうになった。
兄は母の看病や家事で付きっきりのため、稼ぎに出かけられるのは自分しかいなかった。
そんな家庭事情から、12歳ながら見切り発車で冒険者を始めることになる。
母と兄は長期間帰ってこない上にいつも傷を作っているムトを心配しているが、ムトは家のためのお金を稼ぐことを何よりも優先しているため、そんなことお構いなしに長らく家を空けることが多々ある。

現在は、朱鷺の巣立ち(フレッジド・イビス)というギルドに所属している。

マアナ：ムトの母で猫のリカント、35歳。ムトを産んでからすぐの頃に、冒険者として旅をしていた夫(狐のリカント)が突然帰らなくなり、そこからは女手一つで二人の息子を育ててきた。現在は病床に伏しており、リトの看病とムトの出稼ぎに助けられている。物腰柔らかく、才色兼備で穏やかな性格。
リト：ムトの兄で猫のリカント、16歳。幼い頃に父が失踪したこともあり、自立していて大人びた性格をしている。母が病床に伏してからは、家事など全般を担当しており、料理も得意である。

考えることが苦手。思いついたら即行動。
何を考えてるのかわからないとよく言われるが、実際は何も考えていない。
食べることが好きで、四六時中食べ物のことを考えている。
協調性がないため一匹狼のように思われがちだが、仲間意識は人一倍強い。

後で書きます

寡黙な獣

ぼ～っとしていて、無銭飲食。

...なんだろ、神秘的な景色とか？

父さんが話してくれた冒険譚

実は仲の良かった幼馴染のリカントがいるが、自分よりも少し先に「あたしも冒険に出る！」と言ってから今の今まで村には帰っていないらしい。元気にしてるといいんだけど。

グェン村の危機を守ったこと

幼いころ家族3人で旅行をしたこと。

ドラゴンとフィエラ。

狐耳としっぽの毛に赤い毛がある、特に何も。

父さん、かなあ。

わからない。どんなものでも、きっと誰かからしたら大切なものなんだと思うから。

救いたい人を救えなかったこと。