”ライメイ山の番人”ヴァルベルグ【ヘカトンケイレスウェポンマスター】
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 穢れ
- 4
- 言語
- 交易共通語(会話のみ)汎用蛮族語、巨人語
- 生息地
- 洞窟
- 知名度/弱点値
- 16/20
- 弱点
- 物理ダメージ+2点
- 先制値
- 20
- 移動速度
- 20
- 生命抵抗力
- 21 (28)
- 精神抵抗力
- 19 (26)
| 攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
|---|---|---|---|---|---|---|
| なし(上半身) | ― | ― | 19 (26) | 12 | 148 | 35 |
| 武器(腕×6) | 21 (28) | 2d+19 | 21 (28) | 12 | 103 | 18 |
| 蹴り(下半身) | 19 (26) | 2d+21 | 21 (28) | 15 | 137 | 23 |
- 部位数
- 8(上半身/腕×6/下半身)
- コア部位
- 上半身
特殊能力
●全身
[主]武器乱舞/必中
腕を振り回し、自身の存在する乱戦エリア内の任意の敵全てに「2d×(残っている[部位:腕]の数)+5」点の物理ダメージを与えます。
この能力は1つでも[部位:腕]が主動作を終わっていた場合には使えません。
また、この能力を使ったら、すべての[部位:腕]の主動作が完了します。
[常]攻撃限界
1ラウンド内の間に、同じ対象に対して攻撃できる[部位:腕]の数は、2つまでに限られます。
[宣]︎囮攻撃II
命中力を−2のペナルティ修正を受けますが、命中時には打撃点が+8点されます。宣言を行った攻撃が回避されたときには、その敵は以降の1ラウンドの間、回避力判定に−2のペナルティ修正を受けます。この効果は−8まで累積しますが、対象が1回でも回避力判定に失敗すると、その時点ですべて消滅します。
[宣]︎牽制攻撃II
命中力に+2のボーナス修正を受けます。
[宣]︎全力攻撃II
打撃点を+12点します。リスクとして、回避力判定に−2のペナルティ修正を受けます。
[宣]︎挑発攻撃II
宣言した攻撃が命中した場合、その対象は続く1ラウンドの間、可能な限りこの魔物を攻撃しなくてはなりません。知力18以上のキャラクターや「知能:高い」やそれ以上の魔物は攻撃を強制されることはありませんが、この魔物以外に対する名中力判定、魔法行使判定、その他特殊能力の判定において−2のペナルティ修正を受けます。
[宣]︎必殺攻撃II
打撃点を+2点し、打撃点決定の2dの出目が9以上だった場合、打撃点をさらに「+14」点します。リスクとして、回避力判定に−1のペナルティ修正を受けます。
[宣]︎鎧断ちII
宣言を行った攻撃が命中した場合、攻撃対象の防護点を半分(端数切り上げ)として扱います。さらに、打撃点決定の2dの出目が11以上だった場合、攻撃対象への防護点が「0」として扱われます。
[常]重層防御
残っている[部位:腕]の数1つごとに、[部位:上半身]の防護点が+2点されます。
●下半身
[常]攻撃障害=+4・なし
長身が攻撃を妨げます。
[部位:上半身]は、近接攻撃に対する回避力判定に+4のボーナス修正を得ます。
[部位:下半身]のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。
戦利品
- 自動
- 巨大な武器(300G/黒白A)×6
- 2〜7
- なし
- 8〜12
- 銀の塊(3,600G/金S)
- 13〜
- 金の塊(18,000G/金SS)
解説
ライメイ山の山頂へと続く道の番人を務める修行中のヘカトンケイレス(『ML95頁』)です。
強者との戦いを求めており、ライメイ山の魔剣を狙ってきた冒険者の前に立ち塞がります。
彼は基本的に戦いで下した相手の命を取るような真似はせず、手合わせをしてくれたことに感謝し見逃すとされています。しかし戦いには全力で臨むため、実力の伴わない者が挑めば彼にその気がなくとも命を落としてしまうでしょう。
彼は手合わせさえすれば勝敗はどうあれ道を開けますが、彼に敗北した者の実力を見てこの間先に進むべきではないと判断した時には挑戦を控えるよう説得を試みます(そのため、ヘカトンケイレスにしては珍しく交易共通語の言葉を話せるようになっています)。
ヘカトンケイレスは12本の腕を持つ身長6mあまりの巨人です。戦う時は、6本の腕に武器を持ち、残りの6本の腕に盾を持ちます。勇敢さを尊ぶ性格で、正々堂々と向かってくる相手には敬意を表しますが、卑怯な行いには怒りを露わにします。こうした性格のため、宝物庫などの大切なものを保管している場所の守護を任されていることが多く、外にはあまり姿を現しません。