ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

〈タルタロス〉 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

〈タルタロス〉

基本取引価格:36,666(非売品)
知名度
18
形状
異界の門が刻まれているダガー
カテゴリ
〈ソード〉B
製作時期
第六世代
概要
召異魔法を強化し、より強力な魔神を召喚可能になるが…
効果
全加工不可

 この武器に対していかなる加工(個人専用装備を含む)も施すことができません。

邪剣変化

 召異魔法【デモンズブレード】を行使する際、MPを2点追加で消費することで、この剣に対して行使することで形状を変化することを選べるようになります。その時の武器データは、この剣の「【デモンズブレード】行使時」のデータを参照します。命中力判定やダメージの決定、ダメージに付随する効果は、通常の【デモンズブレード】と同じです。
 この時の形状は、150cmほどの禍々しい剣に変化します。

我が摂理は無機なるものにも鉄槌を与えん

 主動作で召異魔法を行使する際に宣言し、その1回の行使にのみ有効です。
 戦闘特技《魔法制御》(⇒『Ⅰ』291頁、『BM』31頁)と同様の効果を得ます。それに加え、行使した魔法の属性が毒属性、精神効果属性であるのならば、対象が持つ「毒無効」「精神効果無効」を無効にして対象に効果を与えます。
 この能力を1日2回以上使用した場合、装備者は異界の心理に目覚めてしまいます。こうなった場合、魔法の処理が終了したら装備者は「アビス侵蝕(⇒『冒険者たちの幻獣戦線』114頁)」を1回適応します。

我が理を超え、強大なる魔の神よ降臨せよ

 人族を贄に捧げることを担保とすることで強力な魔神を召喚する契約を執り行います。
 10秒(1ラウンド)の間、主動作で魔神を召喚するときに限り、召喚できる魔神を「デーモンルーラー技能レベル+2」まで召喚できるようになり、召喚に必要なMPが「0」になります。しかし、この魔剣で自ら斬りつけなければいけないため、HPに「デーモンルーラー技能レベル」点の確定ダメージを受けます。
 この効果で召喚した魔神の魔神行動表を振るとき、出目が「2」であった場合、その「任意」の部分を「無差別」に置き換えます。
 召喚後、穢れが0以下の生きている人族を“異界の門”に捧げるまでを閉じることができず、閉じられることなく自身か召喚した魔神のHPが0以下となった場合、契約不履行となり、自身の肉体と召喚した魔神は異界へと強制的に転送されます。
 なお、この効果による召喚は、人族社会の倫理を逸脱している為「悪評魔神使い称号」を得る可能性は大いにありえます。

追加召異魔法

 装備者は【ラーニングデーモン】【リコイルレスダメージ】を行使できるようになります(データはリンク先参照)。

我が血肉を糧とせよ

 召異魔法【アヴェンジャー】を行使するとき、自らに被る呪いを異常に強化することで、より対象を呪います。この選択は、魔法を行使する前に決定しなければなりません。
 使用を選択したら、召異魔法【アヴェンジャー】を行使した時の魔法行使判定に+2のボーナス修正を得、その合算ダメージを+4点します。
 この効果を使用したら本来の【アヴェンジャー】による確定ダメージを受けませんが、その代わりに1日の間、自身の生命力が-6点されます。この効果は累積し(最小0)、生命力が0となると、生死判定の余地なく死亡します。この効果は達成値48の呪い属性として扱います。

用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 備考
1H 4 +1 4 +1 [刃]〈召異の徽章〉
1H 4 +1 54 +1 [刃]【デモンズブレード】行使時

由来・逸話

 古代魔法文明時代の後期に作られた魔剣です。当時のコルガナ地方に存命していた魔神使いが召異魔法を強化するために、異界の理と取り入れました。この魔剣は長き年月をかけて成功した例の1つです。
 異界の理を取り入れてた結果、魔剣は変異し、奈落の理をその身に顕現できるようになっています。その力を用いて貴族の仲間入りしたとされていましたが、アビス侵蝕という大きな呪いに気づかなかったため、その魔神使いは魔神になったとされています。


魔剣の迷宮


〈タルタロス〉が作る魔剣の迷宮は塔の形状をしており、さらには奈落の魔域(シャロウオブアビス)の性質を持つとされています。そのためか、一度侵入したらこの魔剣を入手するまで脱出は不可能となります。そのことに気づかずに挑むものもあり、それらの犠牲者は魔神を呼ぶための贄とされるようです。
 最深部には、最後にこの魔剣を手にした魔神使いの“扉の小魔”の幻影がいるとされています。

製作者:rei