容姿・経歴・その他メモ

役に立たない知識を持つ
命を助けられたことがある
旅をしたことが無い

冒険を始めた理由
名声を得るために


ニコニコと笑う、笑顔が素敵な青年。
帽子をかぶっており、あまり外さない。
誰にでも分け隔てなく接し、笑顔を絶やすことが無い。
誰に対しても優しさに溢れた行動をする為、周りからは好かれているようだ。
人助け自体は冒険者になる前から行っている。
「飢餓から抜け出す方法？簡単だよ、こう…まず物乞いをするんだ。そうすると可哀想に思った"心優しい人"が金品をくれるってワケだよ。…その方法はやった？けど貰えなかった？それはそうだよ、成功率は子供の方が高いから」

彼の優しさは作り物である。評判を上げる為、名声を得る為。皆は彼が被った仮面を見て、優しいと感じているだけ。
その為、ナイトメア等の迫害された種族に対しては厳しい姿勢を見せることもある。ナイトメアを助けても何の糧にもならないと思っている。
本当に優しい訳では無い為に、人目につかない場所では人助けをしなかったりする。助ける時は完全に彼の気分。または利益を上げてくれそうな人間は助ける(お金持ち、口が軽い人間など)


一人称:私(俺)
二人称:君(お前、テメェ)

履歴

あの人は、飢餓と怪我で死にかけた子供の俺を助けた。
「大丈夫かい？怪我は？」
彼は優しく俺を介抱してくれた。

それは大通りでの事だった。
この光景を見た皆は口々に言った。

「彼はヒーローよ」
「素晴らしいわ、子供を助けるなんて」
「優しい方なんだね、かっこいい！」

彼の評判は鰻登りだった。

「皆ありがとう。私はこの子を介抱します」
彼はそう言って俺を連れていった。
人気のない場所に行くと、彼は
俺を雑に蹴飛ばした。

なんで？そう問うと、彼はゴミでも見るかのような目で俺を見、鼻で笑った。
「ガキの面倒なんざ見れねぇよ。もう充分に評判は良くなった。次の俺の名声の為の餌でも探すぜ」
「お前は死んだって事にしとく。私のせいで子供を死なせてしまった〜って雑に泣けば皆俺を信じるさ。そして、慰めてくれたり金をくれたりするんだよ。ほら、名声ってかなり良いもんだろ？
だから俺の餌になれよ。糧になれよ。どうせもう生きれないんだろ？」
彼はケタケタと笑い、ナイフを振り上げた。

よく覚えていないが。
その後、大通りに出て。
血に染まった俺を見て、皆悲鳴を上げていたような気がする。
誰の血だったかなんて一切覚えていない。

名声こそ全て。
評判が良ければ皆信じ、どんな悪事も隠蔽されるのだ。
そんな世界なら、俺だって。

セッション履歴

収支履歴