宝晶のティアラ
基本取引価格:15,000
- 知名度
- 20
- 形状
- 宝石のように光り輝くティアラ
- カテゴリ
- 装飾品:頭
- 製作時期
- 古代魔法文明
- 概要
- 魔法行使判定の際、妖精が力を貸してくれるようになる
- 効果
-
このアイテムを装備している者が魔法を行使する場合、追加でMPを「3」点、余分に支払うことができます。
そうした場合、その魔法行使判定に+1のボーナス修正を得ます。
この能力を使用した場合、行使した魔法に妖精魔法としての特性を付与させることができます。
このアイテムは〈妖精使いの宝石〉を6つ飾って使えます。
由来・逸話
魔法文明時代、タロスが猛威を振るっていた際に対策として作られた魔法のアイテムです。
魔法文明時代の初期から中期、真語魔法や操霊魔法に比べて妖精魔法の地位は低く、魔法王たちにもさして注目されていませんでした。
気まぐれで不確か、そして習得には感性を必要とする妖精魔法は、当時の魔術師からすれば研究の対象に値しなかったからです。
しかし戦場にタロスが現れ、次々と魔法王が殺されていく中、その弱点が妖精であるとわかった瞬間、妖精魔法の評価は一変しました。
エルフ達からの激しい反発はあったものの、その抗議も虚しく妖精たちは戦場へ投入され、結果として効果は絶大でした。
妖精を視認できないタロスは、なすすべなく斃れていきました。
こうした中、妖精たちのことを〝イグニスブレイカー〟と呼ぶ者もおり、蛮族たちは妖精のことを〝冒涜者〟として忌み嫌ったとも伝えられています。