この秘伝は、〈デッドマンタクト〉を所持しているときのみ効果があります。命令可能な全てのアンデッドは、自らの限界を超える移動が可能となり、移動速度が「＋１０」されます。アンデッドが、本来の移動速度を超えて移動を行った場合、移動直後にその超えた移動ｍ分の確定ダメージをアンデッド自身のHPに受けます。例えば、移動速度１０のアンデッドなら、移動速度２０となります。そのアンデッドが１５ｍの移動を行ったなら、本来の移動速度を５ｍ超えているので、「５」点の確定ダメージをHPに受けることになります。このアンデッドが全速移動で６０ｍ移動したなら、本来の移動速度で可能な全速移動は３０ｍまでなので、「３０」点の確定ダメージをHPに受けることになります。

この秘伝は、〈デッドマンタクト〉を所持しているときのみ使用できます。秘伝使用者が主動作で、命令可能な全てのアンデッドに、秘伝使用者の命令がなくとも、通常移動で攻撃が可能なキャラクターに攻撃を行うよう命令します。但し、自身本来の移動速度を越える移動は行いません。また、通常移動で移動可能な範囲内に攻撃対象がいないときはその場を動きません。攻撃可能なキャラクターが複数いる場合、攻撃対象は無作為に決定します。アンデッドが複数の攻撃方法を持つなら、攻撃方法も無作為に決定します。秘伝使用者は、予め味方キャラクターをアンデッドに認識させることで、味方キャラクターを無作為に選別する対象から除外させることができます。この秘伝の効果は、秘伝使用者が気絶や死亡しても１日の間、持続します。アンデッドは、秘伝使用者の命令があれば、都度それに従います。

この秘伝は、〈デッドマンタクト〉を所持しているときのみ宣言可能です。命令可能な任意の数のアンデッドに、捨て身攻撃を命令します。命令されたアンデッドは、身体ごと攻撃対象に勢いよくぶつかり、自らの負傷を顧みずに大ダメージを狙います。宣言後のアンデッドの手番において、そのアンデッドの近接攻撃１回に有効です。よって、アンデッドの手番は秘伝使用者の後でなければなりません（直後でなくてもよい）。アンデッドの攻撃が命中した場合、与えるダメージを「＋１０」点します。同時に、アンデッド自身のHPに「１５」点の確定ダメージを受けます。攻撃が命中しなかった場合には、この確定ダメージは発生しません。この秘伝は、複数を同時に攻撃するときには宣言できません。この秘伝は、命令を受けるアンデッドのＨＰ現在値が１５点未満のときには、そのアンデッドを対象にできません。

この秘伝は、〈デッドマンタクト〉を所持しているときのみ宣言可能です。命令可能な任意の数のアンデッドに、捨て身攻撃を命令します。命令されたアンデッドは、身体ごと攻撃対象に勢いよくぶつかり、自らの負傷を顧みずに大ダメージを狙います。宣言後のアンデッドの手番において、そのアンデッドの近接攻撃１回に有効です。よって、アンデッドの手番は秘伝使用者の後でなければなりません（直後でなくてもよい）。アンデッドの攻撃が命中した場合、与えるダメージを「＋２０」点します。攻撃対象の部位が一つで、かつ、二足歩行している状態にあった場合には、転倒させます。同時に、アンデッド自身のHPに「３０」点の確定ダメージを受けます。攻撃が命中しなかった場合には、この確定ダメージは発生しません。この秘伝は、複数を同時に攻撃するときには宣言できません。この秘伝は、命令を受けるアンデッドのＨＰ現在値が３０点未満のときには、そのアンデッドを対象にできません。

この秘伝は、〈デッドマンタクト〉を所持しているときのみ効果があります。術者は、操霊魔法【クリエイト・アンデッド】または、深智魔法【インスタント・アンデッド】でアンデッドジェネラル（『ML』１４０頁）を作製し、命令を与えて行動させることができます。必要な素材は、白骨化した死体または、〈魔力を帯びた骨〉（５００G）と、アンデッドジェネラルの戦利品の一つでもある〈王の宝剣〉（１６０００G、大きな街で購入可）です。消費MPは「５６」となります。