ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ネロミェール - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖
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ネロミェール

分類:未分類
知能
高い
知覚
魔法
反応
敵対的
言語
ドラゴン語
生息地
さまざま
知名度/弱点値
17/22
弱点
炎属性ダメージ+3点
先制値
19
移動速度
20/30(飛行)
生命抵抗力
14 (21)
精神抵抗力
13 (20)
攻撃方法(部位) 命中力 打撃点 回避力 防護点 HP MP
牙(頭) 13 (20) 2d6+13 12 (19) 10 150 50
右翼(翼) 14 (21) 2d6+11 13 (20) 13 120 20
左翼(翼) 14 (21) 2d6+11 13 (20) 13 120 20
右爪(胴体) 15 (22) 2d6+8 10 (17) 11 160 20
左爪(胴体) 15 (22) 2d6+8 10 (17) 11 160 20
尻尾(尻尾) 14 (21) 2d6+13 12 (19) 12 90 20
部位数
6(頭,翼,翼,胴体,胴体,尻尾)
コア部位
なし

特殊能力

●全身

溟龍

水・氷属性と雷属性によるダメージを受けず、水・氷属性と雷属性による不利な効果を一切受けません。
このキャラクターの全ての攻撃は、任意のキャラクターを除外することが出来ます。
また「ターゲッティング」「鷹の目」を持っているものとして扱います。

水やられ

『水やられ』状態のキャラクターは、3Rの間、あらゆる動作による消費MPが+1点されます。また、回避判定に『-1』の修正を与えます。
この効果は水属性として扱います。

水蒸気大爆発/24(固定値)/生命抵抗力/半減

[射程:自身][対象:2エリア(30m)/全て]に強力な電撃を伴った水蒸気爆発で攻撃します。
対象に「2d6+15」点の魔法ダメージ、「10」点の水属性魔法ダメージ、「10」点の雷属性魔法ダメージを与えます。
その後、攻撃を受けた対象は『精神抵抗力(21)』の判定を行います。失敗した場合、対象は気絶します。この効果は雷属性として扱います。この効果による気絶は、別の攻撃を受けるor1R経過or同じエリアに存在する他者の主動作を消費することによって解除することが出来ます。
この攻撃は、HPが200点以上減った状態で、任意の部位の主動作を消費することで使用可能です。
この効果を使う手番、『水ブレス』『水圧カッター』『電流撃』『大放電』を使用することは出来ません。
『魔法ダメージを軽減する効果』などは合算後に軽減を算出します。
この攻撃は、連続した手番には使用出来ません。
全ての部位のHPの合計値が、戦闘開始時と比べ『500』点以上減少している場合、固定値が+2され、魔法ダメージが『+5』点されます。

●頭

咆哮/20(固定値)/精神抵抗力/消滅

咆哮を轟かせ、対象を委縮させます。
1Rの間、PC側全ての行為判定に-1の修正を与えます。
この効果は1Rに1度しか使用できず、連続した手番には使用できません。

水ブレス/13(20)/生命抵抗力/半減

[射程/形状:2(20m)/射撃]で[対象:1エリア(5m)/全て]に「2d6+15」点の水属性魔法ダメージを与えます。
相手の抵抗値がこの攻撃の達成値+1以下だった場合、更に対象を『水やられ』状態にします。
この攻撃は、連続した手番には使用できません。

水圧カッター/14(21)/精神抵抗力/半減

[射程/形状:2(30m)/貫通]で「2d6+20」点の水属性魔法ダメージを与えます。
相手の抵抗値がこの攻撃の達成値+1以下だった場合、更に対象を『水やられ』状態にします。
この攻撃は、連続した手番には使用できません。

●翼

電流撃/13(20)/精神抵抗力/半減

[射程:1(10m)][対象:1エリア(2m)/3]に「2d6+10」点の雷属性の魔法ダメージを与えます。
更に対象が『水やられ』状態だった場合、与える雷属性魔法ダメージが「5」点上昇します。

●胴体

攻撃阻害=+2・+2

滑るようにに動く身体が攻撃を妨げます。
[部位:頭][部位:尻尾]は近接攻撃・遠隔攻撃に対する回避力判定に+2のボーナス修正を得ます。
HPが0以上の[部位:胴体]の数だけ重複して適用されます。

2回攻撃・双撃

素早い前足で連続攻撃を行います。1回目の攻撃の結果を確認してから、2回目の攻撃を、同じ対象にさらに行うか、別の対象を選んで行うかを選ぶことが出来ます。

大放電/22(固定値)/精神抵抗力/半減

[射程:自身(20m(基本戦闘の場合は全エリア))]に「2d6+15」点の雷属性魔法ダメージを与えます。
更に対象が『水やられ』状態だった場合、与える雷属性魔法ダメージが「5」点上昇します。
この攻撃は、1Rに1度しか使用できず、連続した手番には使用できません。
この攻撃を使用した場合、1Rの間、このキャラクターの全ての部位の防護点は2点減少します。

●尻尾

部位破壊

[部位:尻尾]以外の何処かのHPが1以上ある状態で、この部位のHPを0以下にした場合、PC達は『溟龍の靭尾(3000G/赤白金S)』を一つ入手します。この効果は1度のみ適用されます。

テイルスイープ

5体までを対象に、近接攻撃を行います。
この効果は連続した手番には使用できません。

戦利品

自動
溟龍の端材*5(1000G/Aランク以下の任意の武器に妖精武器・水氷を加工可能)
2~5
溟龍の特上皮(2000G/赤黒白金S)
6~10
溟龍の剛翼(4000G/赤黒白金S)
11~
溟龍の幻曜ヒゲ(6000G/赤白金SS)

解説

新大陸古龍調査団が実施したとある調査の中で、初めて存在が公式に確認された大型の古龍種。
長めの首にしっかりと身体を支える四肢と尻尾、そして背中に広がる巨大な翼という
形体としては古龍種の中では比較的よく知られているもの。
その中でも頭部から伸びる非常に長い髭状の器官や
全身を包み込めるほどに広がるとりわけ巨大な翼膜などが大きな特徴。
ある文献に記されていた文言より、ハンターズギルドからは《溟龍》とも呼ばれる。
水を自在に操る能力を持つ古龍種。
能力を最大限に活用するために一定量以上の水を必要とするが、
条件さえ整えば高潮や鉄砲水にも匹敵するほどの激流をいとも簡単に巻き起こし、
周囲のあらゆるものを呑み込んでしまうという。
また、一定量の水を纏う事によって自らの防御力を高める事が出来る他、
自身も水を利用した多彩な攻撃や戦術を駆使する。
この事から古代竜人からは「激流のぬし」とも称されている。
なお、これもネロミェールの能力の一環なのか、ネロミェールが出現した地域では空が分厚い雲に覆われ、
その中でも局地的な範囲で雨が観測される場合が多い。
そして実際にネロミェールが存在しているなら、その雨が降り注ぐ範囲内で活動している可能性が高い。
髭を含めた頭部や身体の下面に当たる部位全体に特殊な発光器官を有する。
ネロミェールは前述の能力により体表が濡れている場合が多いが、
この状態では発光器官が活性化するらしく、非常に複雑で多彩な色合いに変化する。
雨が降りしきる薄暗い空の下、不気味な光を明滅させるネロミェールには独特な迫力がある。
一方で体表から水分が失われると途端に発光が弱まることや、
身体の上面には発光器官が存在せず、ほとんど漆黒の翼膜だけが目に映ることから
状況によっては目撃者に極めて地味な印象を与える場合もある。
このような性質から目撃情報や報告内容が全く相反する内容になるため錯綜しやすく、
各文献の記述を調べてもネロミェールに対する表現はなかなか一致しない。
一時は「ネロミェールという古龍は存在せず、集団幻想である」と見なす学者すら存在した。
多くの古龍種と同様に縄張りに他の生物が侵入したとしても、それほど気に留めず静観する事が多い。
しかし、過度な接近や攻撃的な接触を試みる相手には、
自身の能力を応用して水流を発生させ、威嚇も兼ねた洗礼を与える。
それでも相手が立ち退かない場合はいよいよ敵意を露わにし、
最終警告とも言える咆哮を放ち、それを合図とするように戦闘態勢に入る。
本格的に交戦する場合はまず水のブレスによる攻撃を多用する傾向がある。
球状に纏まった水の砲弾、軌道上のものを切り裂く高圧水流、
巻き込まれたものを押し流すどころか吹き飛ばしてしまうほどの激流など、
そのバリエーションは他の大型モンスターのそれよりも多彩。
また、放たれる水の量自体もかなり多く、着弾した地点や軌道上には大量の水溜まりが残される事になる。
これらも「水」である以上、ネロミェールの能力の影響を受けるため、
水溜まりが周囲に存在するだけで敵対者からすれば脅威となり得る。
ネロミェールが戦闘においてブレスを多用するのも、
自身の能力を最大限に活用する布石を打つ目的が大きい。
立て続けに放たれるブレスや戦闘中にも降り注ぐ雨の影響もあり、
ネロミェールが秘める「もう一つの能力」が作用しない限りは完全に水が引く事は滅多に無い。
ネロミェールは基本的には「歩行」によって移動する。
しかし地面に一定量の水が存在しているとその水の上を「滑走」する事で、
歩行するより静かに、かつ素早く移動する事が可能。
また、巨大な翼を駆使した「飛行」も得意としており、
戦闘中はこれらの手法を使い分けて巨体からは想像し難い機動力を発揮する。
また、相手に大量の水を浴びせたり、地面の水を操って波や水流を引き起こす事で、
相手の動きを妨害する搦め手も扱う。
これらの理由により、戦闘態勢のネロミェールを相手に機動性で勝負するのは至難の業である。
外敵が簡単には撃退できない相手である事を悟ると、
本気になったネロミェールは身体の発電器官を活性化させ、
隠されたもう一つの能力「電撃」を用いた攻撃を繰り出すようになる。
電撃の準備が整うと突然体表がスパークし、周囲に蒼白い電光が奔る。
単独ではその電撃を周囲に向けて放出・拡散させる事はできないらしいが、
地面の水溜まりに通電させる事で攻撃範囲の拡大を図る。
発生させる電力そのものは水溜まりが電熱によって一瞬で蒸発するほど強烈で、
その際に発生する水蒸気爆発も加わり、巻き込まれればただでは済まない。
発電器官を最大限に活性化させた場合は特に凄まじいエネルギー量となり、
ネロミェールの全身が自身の影さえも打ち消すほどの蒼白い電光に包まれるという。
あるハンターからはネロミェールの全身が激しい電光に包まれた後、
周囲に広がっていた水溜まり全てが眩く輝き、
次の瞬間には地響きを立てるほどの大規模な水蒸気爆発が発生したと報告されており、
本気になったネロミェールの脅威性を知らしめている。
しかし、その攻撃の直後は器官を酷使した影響か、帯電がしばらく確認されず
身体を包んでいた水の鎧も蒸発して失われてしまっていたという。
そのため、ネロミェール渾身の放電攻撃は絶大な威力を誇る反面、
ネロミェール自身にも相応のリスクが生じる「切り札」であると思われる。

製作者:ケリィ

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