装備者自身による魔物知識判定とは別に、魔物知識判定を達成値2d6+8で行う事ができます。
このアイテムによる魔物知識判定は、普通に成功しても対象となったキャラクター／魔物のレベルしか分かりません。
弱点まで判明した時に初めてキャラクター／魔物のデーターが公開されます。
失敗した場合、このアイテムは故障し、対象のキャラクター／魔物レベルを「1d6+8」レベルと算出するようになります。
そのため、このアイテムを使用している冒険者たちは、極端に高い数値が表示されると「マナスコープの故障か」と判断するのが常です。
故障を修理する方法は修復師技能もしくはマギテック技能＋器用で目標値15以上／1週間で修理するしか無いので、そのまま握り潰されてしまう事も珍しくありません。

さらに、魔物知識判定の対象となるキャラクター／魔物のレベルが16以上だった場合、このアイテムは壊れてしまいます。
その際に小さな爆発が起きますが、着用者にダメージはありません。
この場合に「相手のレベルが16以上で、マナスコープで計測しきれないほど強い」と判断しても構いません。

このように不安定な効果であるため、冒険者のレベルが高くなってくると「マナスコープなどに頼らず、自分で相手の力を探れ」と言われるようになります。