折れた邪剣
- 知名度
- 10
- 形状
- 根本から粉々に砕けてしまった邪険の切っ先部分
- カテゴリ
- 冒険道具類
- 製作時期
- 不明
- 概要
- 武器に埋め込むと追加D+1、狂神の声が聞こえるとアビスカース付与
- 効果
-
[常]武器への埋め込み
このアイテムは、所有者の武器に埋め込むことができる追加の刃です。
任意の武器へ魔法の武器化の強化時に、追加で一定額のガメルを支払うことでこのアイテムを武器に埋め込むことができます。
(既に魔法の武器化済みの武器へは、追加費用のみの支払いで埋め込み可能です)
このアイテムを埋め込んだ武器は、攻撃時に追加ダメージがさらに+1され、
刃武器としても攻撃できるようになります。
また、このアイテムを武器へ埋め込みしている間は、取り外さない限り他の武器への埋め込みはできません。武器へ埋め込み時の費用(取り外しは無料)
- Bランク
- 2,500ガメル
- Aランク
- 5,000ガメル
- Sランク
- 10,000ガメル
- SSランク
- 15,000ガメル
[常]狂神のささやき
このアイテムを所有、または武器へ埋め込んでいる間、所有者は魔剣を通じて狂神の声を聞き続けることになり、携行時あるいは装備時に以下のアビスカース効果を受けます。
ただし、所有者が神の声を聞くことができない場合は、このアイテムに付与されているアビスカース効果は一切受け付けず、追加D効果のみ享受できます。
※他のアイテムに付いているアビスカースで同様の効果が付いている場合は、その効果は適用されます。〈折れた邪剣〉に付与されたアビスカース(狂神の声が聞こえない場合は無効)
- 「自傷の」(装備時)
- クリティカル時、装備者のHPが5点減少
- 「死に近い」(携行時)
- 生死判定に冒険者レベルと同値のペナルティ修正
- 「錯乱の」(携行時)
- 手番開始時に1dし、出目が1なら攻撃対象が敵味方ランダムになる
由来・逸話
『封印の間』の盗掘中に現れた強奪者のドレイクが所持していた魔剣、その成れの果てです。
星の冒険者たちの奮闘の末、ドレイクを打倒し、その魔剣は打ち砕かれました。
このアイテムは、その折れた魔剣の切っ先部分です。
元の剣としてはもう復元できず、全盛期の力をフルに発揮することは叶いませんが、既存の武器に切っ先として埋め込み、武器を強化することには使えそうです。
しかし、魔剣を通じて狂神が所有者にささやき続け、徐々に所有者の意思・性格を狂わせてしまいます。
一説によるとこの魔剣に宿る神は、狂神ラーリスそのもの、あるいはそれに近しい小神ではないかと考察されていますが、真偽のほどは定かでないです。
このような特徴から、普通ならばまともに扱い続けること自体が難しい代物ではありますが…神の声を聞くことができない種族であれば、この誘惑を無視(そもそも聞こえない)して、魔剣の力だけを遺憾なく発揮できる、かもしれません。