容姿・経歴・その他メモ

経歴表A 4−5 誰かを救ったことがある
経歴表B 2−6 本から大きな影響を受けたことがある
経歴表C 6−6 自殺を試みたことがある
理由表　5−6 他に生き方がなくて

人間の街で他のルーンフォークと変わらない生活をしていたグラハム。
15歳の頃、銃の修練中に、偶然ながら壮年の男を救うことになる。
その男はルーンフォークについて調べている学者らしく、様々なところに場所を移して生活しているらしかった。
グラハムのいる街にも、その研究のために来たらしい。何ヶ月か滞在する予定だということを告げられた。
その滞在期間中、グラハムは男の住居に通い詰めて本を読んだ。学者という職に憧れ、彼の持っている書物を読み漁った。
そこで、運命的な出会いをする。
その本は、ルーンフォークの解剖書。
その本のどこが琴線に触れたのか。グラハムはルーンフォークの構造について異様な興味を覚える。
機械のバグのようなものに近い欲求を抱えてしまった彼は、悶々と考える。
そしてある結論に至る。一番手直に居るルーンフォークは…。
男が偶然帰ってこなければグラハムは起動停止していただろう。
グラハムのルーンフォークについての興味は男が街から去った後も収まらず、たびたび街の外に出てルーンフォークの残骸を見つけようとしていた。
それが、街の人間に見つかり、悪い噂が流れてしまう。
街での生活と探究が難しくなったグラハムは追われるように街を出る。
性癖には抗えず、この生き方しか選べなかった故に。

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