成人してすぐに家を離れ、名声とロマン、そしてなにより金のために各所でトレジャーハンターのようなことをしていた。金は結構貯まっていった（ちょくちょくギャンブルで消えた）ため、装備はいいものを買いそろえることができていたし、なんなら名誉点もそれなりに稼げていた。
が、一年半ほど前（23歳/現実世界で2022年の5月ごろ）、ダンジョン探索中に急に転移。気がつけば見知らぬ土地―おそらくは離島―で、三日ほどうろちょろしていたらアンデットの縄張りに侵入してしまい、多勢に無勢で確保される。この時点で行方不明者扱いになったと思われる。

生き残るために媚びへつらい、時にサボり、戦力差で逃げ出せず、（その時点では）ほぼ未開の島であることだけは認識して「あっこれどこにも逃げれねえ」と悟った。うわあぁああーなんでぇー……。
ある程度（雑用係としての）信頼を勝ち取り、ある時点から攫ってきた人質の見張りを命じられる。逃がそうとしたらこっちが殺されるのでちょっと諦めてください。え、この妖精デュラハン様と同格の存在の愛し子なんですか待ってください一介のレプラカーンにそんなものの見張り任せないでくださいそも私フェアテだから妖精からの信用が下がると困るんですが待っていかないでなんでぇぇぇ――！　泥船乗りたくないぃぃ――！

自己中心的で金にがめついトラブルメーカー。調子に乗りやすく、ギャンブル狂であり、三下気質。あとうるさい。
自分の立ち位置などはしっかりと認識しており、もしウル・ガメルなる存在が寄ってきたらひたっすら泣きわめいて保護を願おうと思っていた。保身とお金とお肉大好き。トレハンは生きがい。見栄ははってなんぼ。
レプラカーンらしくいたずら好きであり、この点が自己認識力の高さに繋がっている。警戒心が強く、しかし一度心を開くと心配になるほどチョロい。
冒険者らしく、「先に頼まれた依頼」の達成を第一に考えることが多い。それはそれとして知り合いや恩人に幸せをもたらす存在であれ、という認識もある。
守れるのであれば周囲や自分の居場所も守ろうとするが、「自分の身一つあればまた冒険できる」という考え方を持つため、生き残ることを優先する。
思ったよりも純粋培養乙女。

六人に勝てるわけないだろされて敗北、拘束中。ただ飯喰らいになりたい。あっあとギャンブル行かせてください、金なら余ってます。
ダクウォリアが使用していた両剣を受け継ぎ、アルタの冒険者たちのもとへ合流。ここから活躍していきますよー！！
スマルティエの銀鈴を身に着けたので実質飼い猫。

リッジ：リッジバックさん。面倒見のいい人。
カシス：カシスさん。養われそうになってる気がする。
ショウ：ショウ。さん付けするかは少し迷い。人斬り。
スキア：スキアさん。とても速い。優しい子。
エメラ：エメラさん。なんか頭身コロコロ変わるしなんか甘やかされる気がする。フェアテ仲間。
カルア：カルアさん。同族。仲良くなれそうな気はする。
ユンユェ：ユンユェさん。逆らっちゃいけねぇやべー人一号。好感度は高い。
ソル：ギルド長。中期的目標。
シュテラン：シュテランちゃん。見かけたら絡みにいきたいぐらいにはお気に入り。好感度は高い。
バッファード：おっちゃん。馬が合うのか結構お気に入り。

おそらくはダイケホーン、もしくはその周辺の地下出身。抜け出した後はハーヴェス王国を中心に、マカジャハット方面で宝石を探したりふんばり剣溝に潜ったりと、ブルライト地方で活動していたと思われる。他の地方に出向いていたこともあるかもしれない。本来の髪色は白一色、メッシュは後天的なもの。
ダイケホーンを出た後、ハーヴェス王国で食べた金平糖が好きになる。ユーシズやグランゼール、マカジャハットから流れてきたものかもしれないし、他の地方から流れ着いたものかもしれない。どこから流れてきたものにせよ、初めて食べた甘味は、外界を知らない無垢な少女の好みを変えるのに充分だった。