ブルライト地方の西部、“幻の国”ミラージ共和連邦１３自治国家のひとつ ―――“傭兵国家”シヴァの姫君(サラスヴァティ・シヴァルヴァ)。

シャドウらしく戦闘民族として育てられたが、魔法使いになることを諦めずにいた。

ある日彼女は師(Fate)に出会う――

妖精使いの伝説の冒険者と出会った彼女はより一層魔法使いへの憧れを抱く。
一族と将来を巡り大喧嘩し、彼女はひとり外の世界へと出ることを決意する。
しかしいくら戦闘民族といえど、まだ未熟であり魔物に襲われ危機に陥ってしまう。
そこへ己の身を削りながら師と仰いだ冒険者に助けられる。
彼女と、シャドウが妖精使いとして王になることを約束し、彼女の推薦でユーシズ魔法学園へと入学するのだった。

月神シーンの加護を受ける存在でありながら、その女神が警戒の対象とする妖精神アステリアに近しい妖精の力を行使する。

第一席“天上人(ロード・キャロット)”カイザー
相域学科／６年／タビット／２０歳／男
――運とカリスマだけの男じゃ……充分じゃな
第二席“透明讃歌(クリアボイス)”セレナ・オルフェ
呪歌学科・鼓咆学科／５年／レプラカーン／２４歳／女
――学園のマドンナじゃな、分け隔てないのは好感よの
第三席“眠りの貴公子(ハルシオン)”ロラメット・ゼパム・エバミール
神聖魔法学科(太陽神(ティダン))／４年／ティエンス／１７歳／男
――起きている時間の方が短い疑惑の王子じゃ
第四席“妖精卿(セレネアルカディア)”オンディーヌ・サラ・シルフィノーム
妖精魔法学科／４年／シャドウ／１６歳／女
――ワシじゃな、崇めることを許す
第五席“森の熊(クラシックベア)”マーシャル・アーツ
森羅魔法学科・呪歌学科／５年／リカント／３５歳／男
――会うとハチミツをくれるぞ
第六席“銃剣士(オーバーチャージ)”ベイオネット・マスティーフ
魔動機術学科・鼓咆学科／４年／ソレイユ／２３０歳／男
――冒険者としては日が浅いが歴戦の戦士じゃ
第七席“覇王(マッスルクイーン)”シルク・ドゥ・ソレイユ
鼓咆学科・練技学科／４年／グラスランナー／１８歳／女
――仰々しい二つ名からは想像できぬほどダウナーなヤツじゃ
第八席“龍騎(ドラゴンナイト)”エグゼイド・セイバー
騎芸学科・鼓咆学科／４年／リルドラケン／５２歳／男
――騎手と騎獣が時々入れ替わるのが見どころじゃな
第九席“復讐の火花(ブレスオブファイヤー)”トゥレラ・エリュシオン
練技学科・鼓咆学科／３年／エルフ／２８歳／女
――森の話になると豹変するのう、マーシャルはとばっちりじゃ
第十席“毒君(ポイズナスプリンセス)”Ｐ・Ｐ
操霊魔法学科・鼓咆学科／５年／メリア(長命種)／３１歳／女
――よくセレナに突っかかり勝手に発狂しておる
第十一席“炎の錬金術師(ヒートテック)”ボゥボ・ボンバイエ
賦術学科・魔動機術学科／３年／ドワーフ／５６歳／男
――最近の卓上遊戯アイテムはだいたいこの者が作っておる
第十二席“道化師(アクター)”ヴァイス・シュバルツ
召異魔法学科・相域学科／２年／人間／１９歳／男
――よくわからん男じゃな、この中で一番のエンタメ好きじゃ
第十三席“管理者(キーパー)”ＧＭ−３
真語魔法学科／６年／ルーンフォーク／１０年／女型
――３代目門番じゃ、円卓全席埋まったのは創立以来初めてらしい
(自称)顧問“秘術師(グリモワール)”アルス・トゥーレ
真語魔法学科・操霊魔法学科／非常勤講師／エルフ(ノーブルエルフ)／不詳(３０００歳以上)／女
――本人曰く暇らしい、ついでにみんなのカモじゃ