ソレイユである母が以前冒険者をしていたらしく、その昔は街一つ救うほどの実力者だったとかなんとか。ほんとか？
ルカはナイトメアの中でも大きい角持っていた。それは出産の際に母体に大きな負担をかけ、通常ならば大惨事になっていたであろうが彼女は冒険者のフィジカルと種族特徴のである太陽光によるリジェネで耐えきった。
「ぼうけん者の時のほうが大へんだった！」とあっけらかんと笑う母に、出産時に止める産婆を引きずりながら日の光を浴びるため屋外に出た話を聞いた時は自身を産んでくれた感謝よりも先に目の前の圧倒的なフィジカル上位存在に引いてしまうルカであった。

その生まれから忌み子とされるナイトメアだが母の丈夫さと明るく暖かな性格によって愛を受けて育ったルカはナイトメアの中ではまっすぐ育った。

母の出身であるソレイユアイランドの外で産まれたためルカは故郷の場所をしらない。
ルカが生まれたのを機に故郷へ帰ろうと思い、二人で度に出たのだった。

────のだが・・・母はソレイユである。つまり良く言えば陽気、能天気で細かいことは気にせず難しいことは考えられなかった。
そもソレイユアイランドから漂流してアルフレイム大陸にやってきたため帰り道がわかるわけでもなく、結局は放浪の旅となったのだった・・・。

お人好しで人を疑う事を知らないソレイユの母、忌避されるナイトメアの子。
当然トラブルに巻き込まれた回数は数えきれない。
そんな経験から幼少の頃から自身がしっかりしなければならない・・・と思い育ってきた。

まぁもしそうでなくとももうダメな時は最終的に母ちゃんがパワープレイでなんとかしたのだが・・・

南国の島国を目指しているはずが何故かたどり着いたのは砂漠の集落だった。
ルカが１４才の頃の事だった。
母の人柄もあり、放浪の旅を続ける者として滞在を許された二人は次の旅の準備をすることにした。
ナイトメアであるルカにとって詮索をされないマカブは居心地が良く感じ、集落にいた同年代である少年・少女たちと気が合うのに時間はかからなかった。

マカブに滞在してしばらくした時の事、同じ集落の少女スズの父親が事故で亡くなる。
涙を流す年下の少女を見ていられず、気づけば声をかけていた。
『オレは寿命なんてねーから、エルフだろうとオメーの寿命が先に来る。』
『オレはぜってーオメーより先に死なねー。』
『そしてオレが生きてる間、オメーを守る。』
　
　────だから泣くな。　と言うことは出来なかった。

子供の出まかせの口約束。守る義理もそもそも相手が覚えているかも分からないが、それ以来ルカは母を説得(ソッコーでできた)して、新たな隣人としてマカブの住人となった。
そして今も律儀に彼女の世話を焼いているのだった。

ガメル：1,000G
経験点：2,250点
名誉点：14点
経験点(一般技能)：40点

一般技能
出目：３
成長P：なし
累計：２

成長
プリースト２→３
エンハンサー１
練技：キャッツアイ

名誉点：18点
経験点：1,440点
報酬金：700G

経験点
ファンブル１回：５０点
一般技能：１２０点
一般技能成長ポイント
出目１０：１点
累計：２点

経験点
ファンブル1回：５０点
一般技能：８０点
一般技能成長ポイント
出目８：１点