容姿・経歴・その他メモ

●経歴
・ドレイクナイト、“紅霞の”ナグーザーバラの弟とされているが、実際の出自は不明。面立ちも似ていない。
・皮膜ではなく羽毛の翼を持つ亜種竜であったため、表向きは従う者達からも、影では異端とさげすまれている。
・また、人型の容姿が大変美しかったため、兄の影武者をはじめ、多くの有力蛮族から性的関係を強いられた。
・力をつけても上には上がいて、権力は得られず、ついに生きる意味を失いだしていたころ、幼い煌に出会う。
・煌に出会ったその時はたまたま死闘の直後で、本性の姿、羽毛の生えた奇怪な竜を、けれども煌は綺麗だと言った。
　傷をいたみ、たどたどしくも優しく手当を施した煌。その時の煌の笑顔こそ、漣にとっては何よりも美しく、輝いて見えた。
・それからも、何度か煌の様子を見に行った。ごく普通の、貧しい、けれども明るい家庭に育っている様だった。
　多くは人型で物陰からこっそりと、たまに、煌が一人になることがあれば本性の姿で会いに行った。
　つま弾きもののドレイクなどとの関わりが他に知れることで、彼の生活を壊したくはなかったからだ。

・しかし事件は起こる。魔神が、突如、煌の暮らしている一帯を襲った。
　漣がそれを知ることができたのは、全てが終わった後だった。駆けつけた時にはすでに遅く、漣は、煌の遺体を発見した。
・諦めることは出来ない。けれども、当時の漣は真語魔法しか操ることができない、魔法剣士だった。
　操霊魔法を修めてはいても、他の蛮族などはあてにできない。かといって、人族に知り合いなどいない。
　時間もない。もし、煌の魂が余分な穢れを帯びることになってしまったら……取り返しがつかないことになってしまう。
・漣は、１つだけ、以前手に入れていた《魔神化血清》を煌に使った。
　煌に起こった変化は、漣の強い憧れを映したかのような黒い皮膜の翼。その事実が、漣の身勝手を責めているように感じた。
・煌は命を吹き返したが、幼い身体や精神には負荷が強すぎたのか、目覚める様子はなかった。
　漣はまだ残る魔神達から煌を護り抜き、そのまま、煌を連れて街を出る。こんな危険な場所においては置けなかったから。
・その過程で、漣の魔剣は折れてしまった。けれども何も後悔はない。
　気力だったのか、そういう体質だったか、変化は直ぐには訪れることはなく。漣は煌を連れ他国に逃げ延びることができた。
・駆け込んだ先は、慈悲を謳う“月神”の神殿。そこで、煌のこれからのこと、それだけを願った。
　「僕は、拘束すればいい。何でも話すし、受け入れる。でも、この子は、煌は人間だから…！
　　この翼は《魔神化血清》の影響だ。こんなに小さいのに、生きたかったのに、死んでしまった。この子の両親も。
　　だから、頼む。この子がこの先を生きて行けるようにしてあげて欲しい…！」
・呼ばれた大司祭により煌のことは受け入れられ、漣は一度拘束されたらしいが、その途中で昏倒したためよく覚えていない。
　数日後、目覚めた時には全ての力を失っていることに気づき、魔剣を失った影響であるとわかった。
・目覚めるまで待ってくれていた大司祭に包み隠さず全てを話し、漣は国に預かられることになった。
　探知用の首輪もつけられたが、爆発などはしないようなので、寧ろ処置としては緩い部類だと思った。
・ヴァイスシティの実情を知る参考人として証言する以外には、リハビリをこなすだけの緩やかな日々。
　穢れが薄れたせいか、妖精が応えてくれるようになったので、以前と違う道を選びたくて妖精使いになった。
・煌は、遠縁である老夫妻が国内に見つかったらしく、そこに引き取られたと聞いた。
　角を折り、国内を騒がせない姿になることで、時折は様子を見に行くことも許された。幸せそうな様子に安堵した。

・10年ほどが過ぎ、老夫妻が死亡した。老衰による和やかな最期だったという。
・煌がヴァイスシティへ向かうと聞き、助力に向かいたいと国に願い出た。
　国としても、丁度あの街には用があったらしく、密使を引き受けることで咬への同行を許された。
・本当は、煌にはあんな危険な街にはもう関わって欲しくはない。でも、その意思を縛る気はないのだ。
　だから、今度こそは護り通そう。必ず、この命に代えてでも。
・奇形のエルフとして仲間となったが、煌に真実を告げる気はない。身勝手さを打ち明ける勇気がないのだ。
　ただ、その優しさに甘えて、幸せな時間を過ごしたい。例えそれが、街から戻るまでの限られた夢なのだとしても。
　

履歴

・レンディナル（旧）：６：ドレイク：愛称は漣。真語剣士な亜種ドレイクだったが、１０年前の魔神襲来で魔剣が折れた。
・菫（一重）：現在２３才。十数年前、食用奴隷として死にかけていた所を漣に買い取られた。
　　漣はすぐ逃がすつもりだったがそれを固辞し、世話役を勤める。漣が死亡したとされた際、所有権が失われかけたが、
　　ナグーザーバラ（真）により拾い上げられ、以後は、闘技場で支配人を任されている。ナグーザーバラの意図は不明。
　
・ユイニー（ユーニ）：エルフの女性。黒剣騎士団の団長。誘澪の父親の上司。
・紫電（創）：３９歳の黒剣騎士団の中隊長。狼リカントの男性。体格が良く怪力。菫の彼氏……まだ未満？
　（創の場合、生真面目な人間男性になる）
　ユイニーミッションで、黒鉄城で立てこもってる部隊の隊長さん。誘澪の父親とは親友だった。
　ナグーザーバラとの定期連絡役も務めており、その関係で菫（一重）とちょっといい仲に❤
　
・ナグーザーバラ（真）：１２：剣ドレイクバイカウント：兄。実は実兄。
・ローウィル：１０：剣ディアボロルテナント：兄の側近。兄に忠実。
・ナグーザーバラ影武者（旧）：９：剣ドレイクバロン：大胆で色好み。漣の容姿は好みだった。闘技場で死亡。
・ナグーザーバラ影武者（現在）：９：剣ドレイクバロン：冷徹、好戦的で亜種嫌い。漣のことも毛嫌い。
　
・テレサ：ナイトメアの女性。誘と同じオッドアイ。誘の実姉。かなりの年子。
・チェザーリ：エルフの男性。ヴァイスシティの代官。花梨の現在の主人。野心家。


●以下、杏バージョンの設定

・魁：エドワードポジ。ナイトメアの男性３６歳。５年ほど前に仮引退した冒険者。ラピュサリスの護衛、かつ武闘派執事。
　　実は海の年子の兄。母親がナイトメアであったらしい。成人済みなので海に保護責任は感じておらず、現状は知らない。
・クーロン：メアリーポジ。ルーンフォークの男性で外見１８歳。鍋底から魁についてきた。マギシューでデータはオリジ。
　　実質の執事、かつ使用人の仕事一切合切をやるのはクーロンの役割(笑)　魁は格好良ければそれでいい。
・ラピュサリス（音）：高貴なエルフ。魁とクーロン、ユイニーが護る古き王家の末裔の少年。音は魁がつけた偽名。
　
・ノイド：サイモンポジ。短命の月下美人メリアの男性９歳。恋人のウルりんを人質にされ、ワルターの為に麻薬を開発する。
・ウルフィラ：ワルターの護衛。自爆の首輪付き。狼のリカント男性２０歳。ノイドの彼氏。神官戦士でデータはオリジ。
・琴：ミニーポジ。人間女性２５歳。冒険者をしていた夫が１年前行方不明に行方不明になってから娼婦見習いの雑用に。
　　何とか、見習いでなくなる前に転職したいが、忙しく次の職を探せずにいる。夫の生存は今も信じている。
・雅と集：琴の双子の息子と娘。雅がクール美人な兄。集がやさしめな顔立ちだが中身は強い妹。６歳。
・海：トリシアポジ１。琴の夫。人間男性２６歳。ラウールと組んでいたが、１年前に蛮族によって石の街に囚われる。
　　実は魁の年子の弟。兄が引退したと言う噂は聞いたが、健勝であることは疑っていない。会いはしないが仲は良い。
　
・ニルフェル：ヨウレルヘポジ。ナイトメアの男性１５０歳。１００年ほど前の魔域の出現で、知己全てを失っており、
　　以来、奈落の魔域の研究に没頭している。恋人であり協力者のラウールが１年前に行方不明になって以来、塞ぎがち。
　　過去のこともあり、悲観的で生存を信じきれない割に、諦めきれてもいない。
・ラウール：トリシアポジ２。人間男性２４歳。海と組んで冒険をしていた。海が童顔なため、年上扱いされることが多い。
　　ニルフェの研究の手伝いをする形の探索を主にしていたが、１年前、蛮族により石の街に囚われてしまう。
　（※琴とニルフェからクエスト「海とラウールの捜索」が発生。ミルタバルで300Gを払うとp94の情報をゲット）
　（※依頼料は、琴が1000G（10万円(笑)）の婚約指輪、転職後発生。ニルフェが15000G、巡回後発生）
　
・要：ミルタバル、盗賊ギルド長。人間男性２２歳。耀を溺愛中。それ以外はとても優秀。妹に巴もいる。
・耀：リアーネポジ。人間女性２３歳。要の妻。買い物中に蛮族の誘拐にあい、奴隷として売られた。はんなり。
・黒猫：アリシアポジ。本名は絢。ミアキスの少女…女性２４歳。まだ巴には出会っていない。
・ファル：ベンポジ。元孤児のエルフの少年１６歳。１０日になったらイアスに買われ、３日ほどで恋に落ちる(笑)
・イアス：ベネアスポジ。剣バジリスク◎（魔神の囁き）の男性５８歳。殺人愛好者ではないが好戦的。グルメ？
　（※奴隷の期日と購入先：ファルは１０日にイアス、耀と黒猫は２２日にナグーザーバラ影武者に購入される）
　
・樹：イオニスポジ。聖銀同盟の態度のでかい、うっそりとした盟主代理。３４歳の豹のリカント男性。
・咬：マルカポジ。聖銀同盟の一員、と見せかけて実は若き盟主。樹のつがい。１８歳のキジトラ猫リカント男性。
　　同盟設立当時、旗頭には若すぎたため、公には盟主代理として樹に立ってもらっている。素性を知るのは弐戸ぐらい。
・弐戸：聖銀同盟の盟主補佐。位置づけ的には樹の下になる。全ての事務書類を管理し、咬が裁可しやすく整えるのが仕事。
・クラウディア：ウルドポジ。サキュバスで外見２０代。性別不詳の美人。奴隷の扱いや客選びは割りと丁寧である。
・ルック：クリフポジ。黒犬のリカント男性１２歳。元孤児で蛮族に攫われた。解放持、３日後には奴隷商で働いている。
・セルウェン：愛称はルゥ。娼婦の元締め。剣ラミア。普段はエルフ姿で、外見１９程。
・アステル：ルゥの常連。剣ドレイク。普段は赤毛のエルフ姿で、外見１７程。冒険者としても活動している槍使い。
　

セッション履歴