A-6-4 身体のどこかに刺青がある（火傷痕に変更）
B-3-4 忘れられないほど美味しいものを知っている
A-2-3 育ての親に拾われた
5-3 まだ見ぬ世界を見るため

過去の名前はレネゲイド・イコリティー。
テラスティア大陸で眠っていたが鉄槌神エセルフィンの信者によって目覚めさせられて洗脳じみた思想を植え付けられたハイマンの息子である。
が、あまりにも見た目が美しすぎたためにコミュニティに背教者(レネゲイド)という名前をつけさせられ、地獄のような幼少期を過ごす。
本人はデジャヴによってこの境遇が当たり前ではないことを知っていたが、そんなことを親に訴えても聞き届けてもらえるはずもなく。
とうとう『顔から美しさを取り除けばいいのではないか』と考えた大人たちによって左頬を松明で焼かれ、それでも大人たちが満足しなかったため寝ている間に小舟に乗せられて海に流された。
生死の境をさまよい続ける漂流生活を数週間続け、死ぬ寸前でアルフレイム大陸に漂着。ちょうど食材の仕入先へ様子を見に来ていたセシリオ・アルコードン（ドワーフ）、プリシラ・アルコードン（エルフ）夫妻に拾われ、懸命な看病の末に復活。
目覚めた時に二人が作ってくれたパンとシチューの味を今でも覚えている。
自分の境遇を話してもなお受け入れてくれた二人に贈り物(レガロ)という名前をもらい、アルコードン家の一人息子として今は暮らしている。
少し前に食福神ミィルズの声が聞こえるようになり、大きな目的としては神聖魔法の研鑽、ついでに『百舌の冬支度亭』の味を広めるため、そして色々な地域の料理の味を盗んでくるためにユーシズに入学することにした。
最近、ほぼ確実に両親より自分の方が早く死んでしまう事に気づき、なにか遺せるものはないかと試行錯誤している。