雪華(剣の精霊)
- 知能
- 低い
- 知覚
- 魔法
- 反応
- 敵対的
- 穢れ
- 50
- 言語
- 妖精語
- 生息地
- ブルライト地方
- 知名度/弱点値
- 28/35
- 弱点
- 物理ダメージ+4点
- 先制値
- 26
- 移動速度
- 生命抵抗力
- 20 (27)
- 精神抵抗力
- 20 (27)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
剣 | 22 (29) | 2d6+25 | 21 (28) | 20 | 220 | 0 |
特殊能力
○汚染された精霊体
このキャラクターには精神効果の魔法は効果を発揮しません。また、魔法ダメージを常に5点軽減します。手番開始時に、このキャラクターはHPに「2d+10」のダメージを受けます。この効果によってHPが0になることはありません。このキャラクターは3回行動を行います。
このキャラクターは神聖魔法による回復によってダメージを受けます。
○あまねく全てに剣の慈悲を
黄金によって穢れ果てた精霊が最後まで抱き続けた願いであり、人々の願いを叶える彼女の権能です。この権能を彼女は自身に名を与えた人とその大切な人々を守るために使用しました。セッカのHPが0にならない限り、セッカ以外の対象を攻撃の対象として選択することはできません。
▶泥の聖剣/21(28)/回避/消滅
「対象・1エリア」に汚染された聖剣による一撃を放ちます。対象に「2d10+30点」の呪い属性の魔法ダメージを与えます。この攻撃を受けた対象は毎ラウンド開始時に「2d+10点」の軽減不可の呪い属性魔法ダメージを受けます。
▶調和の剣/23/生命抵抗/消滅
「対象・自身に敵対する者」に自身がこのラウンドに受けた魔法ダメージの半分を与えます。
○ラスト・エモーション
自身のHPが0になった時に自動的に使用されます。味方1人の「命中・回避・魔法行使・生命抵抗・精神抵抗」判定に+4の修正を与え、対象に宣言特技「調和の聖剣」を付与します。
☑調和の聖剣/21(28)/回避・精神抵抗/消滅・半減
「対象:1エリア」に対して聖剣による極光を振り下ろします。対象に「2d10+25点」の純属性魔法ダメージを与えます。この攻撃に対して回避の代わりに精神抵抗を行うことが出来ます。抵抗に成功した場合、受けるダメージは半分になります。失敗した場合はそのままのダメージを受けます。
この攻撃の使用者はHPとMPが10点回復します。
戦利品
- 自動入手
- 白い花のお守り:2G
- 2~10
- 聖剣の欠片:10000G
- 11~
- 穢れた妖精核:20000G
解説
私は一人だった。
私は始まりの剣が人々の願いを受けて生まれた。
本来聖剣には存在しなかった機能。だから自身の調和を保つために始まりの剣から切り離された。
私の役割は人々の願いを叶えること。長い旅路の中で多くの人を助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけつづけた。人々は最初のうちは感謝を私に送ってくれた。でも、異端の私を誰も受け入れてはくれなかった。それは仕方ないことだってわかっているけど、私は孤独というものに慣れることができなかった。もう私は諦めていたのだろう。孤独な旅を続けやがて朽ち果てるのだと。
そんなある日、私は白い少女に言われてとある森に向かった。「あなたの求めるものがそこにありますよ」と。私に願い事をしない変わった少女だった。その言葉に従った私は一人の少年に出会った。そこで出会ったアルヴという少年は私に雪華という名前を与え、私が生きていける世界をくれた。暖かな彼の存在に孤独な私は確かに救われたのだ。
しかし、そんな幸福も長くは続かなかった。アルヴと出会ってから1年たった時、彼は黄金の神の残骸が封じられている神殿に足を踏み入れ、その封印を破いてしまった。人が入ることを許されていないその場所に彼は足を踏み入れてしまったのだ。私は走った。彼を失いたくなかったから。そして意識を失った彼を抱え、黄金の神を封じていた人柱から辛くも逃げることが出来た。しかし、誰かが彼女を止める必要があった。彼の父にアルヴを預け、私は穢れと封印の神を止めるために戦った。
戦いは困難を極めたが、何とか討伐に成功し村に広がった穢れを自身に封じ込めたところでアルヴと共に彼女がやってきた。彼女は嬉しそうに私にナニカをウメコムトワタシノイシキハ愛デウメツクサレテイッタ。ソレニタエキレズ私は村のみんなやアルヴに取り返しのつかないことをしてしまった。このままここにいてはいけない。もっと遠くへ。誰もいない孤独になれる場所へ。ワタシハ、イカナキャ…
「200年もの間よく耐えましたね。あなたの愛に敬意を表します。ですので、私が楽にしてあげましょう。さぁ、こちらへ…」
愛を求めた孤独な精霊は、友愛を知り、やがてその愛のために狂い果てた。その胸に渡されることのなかった雪のような華を抱えて。