魔剣《ラグナヴェイル》
基本取引価格:5,000
- 知名度
- 15
- 形状
- 〈ウォーハンマー〉/B
- カテゴリ
- 〈ウォーハンマー〉
- 製作時期
- 魔動機文明
- 概要
- 大破局にて無謀者が使っていた戦鎚
- 効果
-
[常]魔剣
この武器は魔法の武器として扱う
[常]破壊不能
経年劣化せず、劣化・破壊する効果を受けない。
[常]蛮族スレイヤー
「種族:蛮族」に対してダメージ+4、命中力+1
[常]無謀者
この武器はアビスカース「無謀な」を獲得しているものとして扱う。このアビスカースは変更することができない。
用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 射程 備考
振2H
20 ― 40 10 ―
突2H
20 -1 45 10 ―
由来・逸話
大破局時代、蛮族の軍勢に対抗すべく鍛えられた戦鎚。
分厚い柄の先に取り付けられた鋭いスパイクと重厚な鉄塊──その姿はまさに「刺突と打撃の極致」そのもの。使用者の意思によって、敵の装甲を穿つように槍のように突くことも、力任せに粉砕することも可能となっている。
この武器の最大の特徴は、使用者に防御を捨てた攻撃姿勢を強いることである。その結果、使い手は己が身を守ることを放棄したかのような無謀な戦い方を強いられる。
一説によれば、この性質は最後の持ち主であった者の戦い方⸻仲間を守るため自らを囮にして戦い続けた、その生き様そのものが刻まれた結果だという。
かつてこの武器は、「全てを砕く破城の凶器」とまで呼ばれ、巨大な蛮族の将をもろともに地に伏せさせたという。
しかし現在に伝わる《ラグナヴェイル》は、かつての一振りそのものではない。
大破局終結後、焼け落ちた戦場の地にて発見された破損品を元に再鍛造されたものであり、かつての力の一部は既に失われている。
それでも未だ《ラグナヴェイル》は「力ある者」に握られる瞬間を待っている。
使用者に求められるのは、「防御を捨ててでも穿ち砕く覚悟」である。