聖印と神像

アテナの聖印は金槌と筆が描かれた紙である。神像は地方・信者によって性別と年齢に違いがあるものの、大きな紙を差し出すローブを纏った人という共通点の元表現されている。

神格と教義

アテナは、人々の生活を豊かにする事を願い生涯を費やした建築家がミィルズ神によって導かれた神である。
あらゆる技術と芸術は人々の生活に彩りを与え、それらの分野に限りは存在しないとされている。更に自身で生み出すだけでなく他者が生み出した技術と芸術をも称賛し必要とする人々に伝え与え、更にはそれを生み出そうとする者への支援を使命の一つと考えてられている。ミィルズ神と信頼関係を築き共に手を取り合い人々を数百年導き、その献身的な姿を評価され大神に引き上げられた。しかしアテナによって生み出す技術・芸術に分野に限りが存在しないという事はそれを生み出す為の材料にも限りが無いという事と同義であり、文明発展の為材料のカテゴリに"人命”を加えた事でミィルズ神だけでなくライフォス神からも失望され小神に落とされ敵対関係となってしまった。自ら生み出した技術が争いに利用される事もまた文明の発展に必要な事であると信じられており、必要とあらば国同士の戦争時両国に技術を提供する事がある。
以上の特性からアテナの信者は商人や鍛冶屋・魔導技術者、画家や音楽家が多く、職業を生業にしつつ信者の一人として技術・芸術の作成及び支援を行っており中にはその為だけの組織を結成している信者も少なくはない。
人族が多く特にエルフ等長命種が半数を締めており数は少ないが蛮族も信仰をしている。

格言

「一人を犠牲にしたならば、二人を幸福にせよ。百人ならば百一人を。それが材料への最大の称賛である」

「果実の皮を剥くか、人の皮膚を突き破るか。ナイフを握った者が選び、その選択は必ずしも文明の発展に繋がるであろう」

「創るだけが文明発展の道ではない。必要とする者へ教え・与える事もまた、重要な使命である」

備考

ミィルズ神とは敵対関係であるがアテナを導いた神である為その力の一部を利用可能である。
小神に落とされた後は信者が激減しライフォス神とも険悪な関係である為、残った信者は散り散りとなりそれぞれのやり方で信者を増やしている。基本信者が信用に足る（気に入った）人物以外に積極的に信仰を伝える事が無いせいで知名度も少なくアテナ神がどの地方で誕生したのか等は教え伝えた信者によって解釈が異なり審議は一切不明
使命の為、個人的にアーデニ神やパロ神の信者と交友関係を持っている信者がいる。