身長155センチ。体重は40㎏。
黒の髪色、赤色の瞳、余り日に焼けてない白めの肌を持つ。
性格は冷静沈着で努力家。危ない橋は決して渡らない慎重な性格。
レーゼルドーン大陸のシャドウの村出身。
一族の慣習により、後継ぎとしてのコネクション作りと修行も兼ねて別大陸へと旅に出ている。
神殿育ち故か非常に礼儀正しいが、どこか達観している性格でもあり、年寄り臭い所もある。
初対面の相手とは適度な距離を保とうとするが、困ってる相手にはどこまでも親身に接する優しい性格。
神官らしく慈悲深くもあるが、同時に甘やかしすぎず奮い立たせ為に厳しい事も言う時がある。
長女として生まれて以降、司祭の後継ぎとして育てられ、幼少期から彼女の夢は「父の跡を継ぐ事」から変わっていない。
家庭でも私人でもだらしない所が目立つ父だが、公人としてはかなりの実力者であるらしく、その背中を追い続けるのはとても大変である。
思春期には一度家出をした事があるが、後述する実妹と義弟から説得されて実家に戻って和解した経緯がある。
趣味は「読書」であり、彼女のかなりの読書家で乱読家である。
昨日は推理小説を読んでた思ったら、翌日には魔物知識に関する研究書を読んで居たり、一時間前には恋愛小説を読んでたと思ってたら、その次は料理の本を読んでたりする。
また非常に読むスピードが速く、記憶力も良い。
慎重な行動を取る事が多い彼女だが、どちらかといえば負けず嫌いな性格でもある（これは家族全員そうである）。
神官であるが多種族に対する偏見は全くなく、とある事情で拾われたラルヴァの少年に対しても、実の弟のように可愛がっている。
有る時妹と義弟が珍しく喧嘩した時は、泣きながら相談して来た義弟に的確なアドバイスをして、仲直りさせたことがあり、それ以来義弟は頭が上がらないらしい。
そんな彼女だが実は許嫁が居る。
といっても親同士が酒の席で勝手に決めた内容であり、当の約束した親達でさえ「本気で遂行するつもりはない冗談」だったのだが、コウメも彼も幼少期にそれを聞いて以来「自分はこの人と結婚する」と本気で思って育った。
後にその約束が「酒の席の冗談」という事はコウメ達も知ったが、本人達的にはまんざらでもらしい。
妹の燃え上がるような感情こそ無いが、一緒に居て落ち着く関係でもあるので、修行の旅が終わったら結婚しようかなとお互いにぼんやりと考えている。
母にはその事も相談しているらしく、既に花嫁修業は完璧と言えるぐらい仕上がっており、後は時期と告白を待つだけでと言った所。
なお父は何も知らない模様。

父親　スーモ・プラム
白髪金眼のシャドウ。46歳。
レーゼルドーン大陸の南部にあるシャドウの村の司祭。
超が付くほどのお人好しで、感情表現が豊か過ぎて村の名物おじさんと化している。
蛮族が支配するレーゼルドーン大陸で生活圏を維持できてるあたり凄腕の神官…なのかもしれない。
未だ彼氏の一人も作らないコウメの為にお見合い相手を探す日々である。
ちなみに許嫁の彼とコウメの関係は知らない（昔の約束を律義に守るとは思って居なかった模様）

母親　キョウコ・プラム
黒髪赤目の人間。45歳
スーモの妻であり元・冒険者。
現役時代はレーゼルドーン大陸の開拓事業に勤しんでいたらしが、スーモが熱心に口説いた結果、スーモの村に暮らす事となった。
ルーンと幼馴染のラルヴァの師匠にあたり、彼女達に冒険者としてのイロハを教えた。
結婚して20年以上経つが夫婦仲は良好である。
スーモが組もうとしたお見合いをそれとなく妨害している人。
許嫁の彼とは良い関係にある事を知っているので、焦らなくても良いと思っている。

姉　ルーン・プラム
白髪赤目のシャドウ。18歳。
お転婆で若干色ボケが入ってる妹であり、現在は義弟と一緒に冒険者をやっている。
姉の目からしても義弟とは両想いに見えるが、相手がヘタレなのか妹の押しが強すぎるのか恋人にはなっていない（両方が原因）
幼少期は二人に絵本を読み聞かせた事もあり、二人の幸せを心から願っている。
思春期に惚気混じりの恋愛相談を投げられた結果、許嫁の彼を異性として意識するようになったきっかけになったらしい。

義弟　×××・プラム
ある日父が拾って来たラルヴァの赤子。母親が出産と同時に亡くなり、天涯孤独となった為に父が養子に迎えた。
実父に対する復讐心燃え上がっているが、妹がストッパーになっているので安定はしている。
能力は優秀だけど素直じゃないヘタレな為、姉としてはそこだけが心配である。

https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=bA5mMU
の姉。正し世界線と時間軸が違うので限りなく似ている別人とも言える。

https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=tfwmS9
小遣い稼ぎと見聞を広げる為に闘技場に参加した時に出会ったリカントの少女。
全力で挑んだ闘技場の結果は惨敗、あっさりと降参しブーイングが飛ぶ中でも気にせず彼女の治療をした。
彼女は敗北した事を酷く落ち込んでいたが、コウメは彼女のお陰で自分が傷一つ負わなかったの事を感謝している。
今回の敗北は事故のようなものだったが、これも「縁」と思って彼女の旅に同行する事を決めた。
最初は「コウメ様」と呼んでいたが仲間なので気を使わなくて良いと言ったら、妥協して「コウメさん」と呼んでくれるようになった。
本当はもっと気安くても良いのだが、これから仲良くなれば良いだろうと考えている。
「惨敗し、罵声を浴びせながら良き友を得る」
「人生とは奇妙な縁に溢れているモノだ」
「こういうのも悪くないね」と彼女は呟くのであった。