【『七色のマナ』式妖精魔法術・装霊魂魄技法】
(ブルライト地方・ユーシズ魔導公国)- 入門条件
- 50名誉点
ユーシズ魔導公国に広大なキャンパスを構える魔法学園『七色のマナ』では、魔法行使やそれに隣接する技術に関してさまざまな研究が行われています。
その魔法研究のひとつに、世界の本質を「妖精」、生物の本質を「魂」として世界の真理を紐解こうとした研究がありました。
未だ真理については辿り着くことはできていませんが、その研究の過程で生まれたのがこの『七色のマナ』式妖精魔法術・装霊魂魄技法です。
本来妖精魔法とは、自身のマナを代償に妖精にその力を使ってもらうものですが、この魔術は妖精から力を直接借りる若しくは操霊魔術の力を応用した力の憑依を可能にしました。
ただし、魂を一時的に交える関係上、妖精との親和性をもっとも大事なものとしています。
そのため、妖精の機嫌を損ねた者は、いざという時にこの魔術が使えないという事があるため、細心の注意を払わなくてはなりません。
流派装備
この流派では、〈妖精使いの宝石〉を収納し、かつ、その独自魔法の効果を高める機能を持つ〈虹の宝石飾り〉を伝えています。
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
虹の宝石飾り | 12 | 冒険者技能用アイテム | 2000 +30名誉点 | 〈妖精使いの宝石〉6種2個ずつを飾って使える。宝石は別売り |
秘伝魔法
これらは、すべて妖精魔法です。フェアリーテイマー技能をしかるべきレベルで習得したキャラクターは、名誉点を支払うことで、これらの魔法を習得できます。ただし、この秘伝魔法は、全属性契約でなければ行使できません。
また、この秘伝魔法を1つでも習得した者は、1日の内に1回以上妖精の機嫌をとらなければなりません。その場合、1d6を振り下記の表に対応した行動をしなればなりません。もし、妖精の機嫌を取る前に戦闘若しくは魔法を行使しようとした場合、MPを消費後に1d6を振り1〜2の出目が出なければ、その魔法を行使する事はできません(MPの消費は戻ってきません)。
出目 | 妖精のお願い |
1 | 妖精の機嫌をどうしても損ねてしまう |
2 | 1時間妖精達の会話に付き合う |
3 | 妖精達へ[冒険者レベル×10]×6G分のプレゼントを要求させる |
4 | 妖精達にMPを[冒険者レベル]分与えなければならない |
5 | 妖精達に振り回される。1時間あらゆる行為判定に-1のペナルティを受ける |
6 | 妖精達はご機嫌のため、何もしなくても力を貸してくれる |
- 3
- 【フェアリー・ギフト】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- 5
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 30秒(3ラウンド)
- 抵抗
- なし
- 概要
- 妖精の加護を得る
- 効果
この魔法は、術者のコンジャラー技能が1以上でなければ、行使できません。
この魔法を行使するとき、術者が選択している属性の中から「土」「水・氷」「炎」「風」の内1つを選びます。
術者は効果時間中、選んだ属性によって与える物理・魔法ダメージ+1点します。
- 5
- 【フェアリー・アーマー】
- 必要名誉点
- 30
- 消費
- 8
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 2(50m)/
起点指定
- 時間
- 3分(18ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 概要
- 属性に伴った効果を防具に付与
- 効果
この魔法は、術者のコンジャラー技能が3以上でなければ、行使できません。
この魔法を行使するとき、術者が選択している属性からひとつを選択します。
対象に選択した属性に伴う以下の効果を付与します。属性 効果 土 防護点を+2点します。 水・氷 回避力判定に+1のボーナス修正を得ます。 炎 接近攻撃で「0」点以上の物理ダメージ、魔法ダメージを受けるたび、そのダメージを発生させたキャラクターに《フェアリーテイマー技能》Lv点の炎属性魔法ダメージを自動的に与えます。 風 命中力判定に+1のボーナス修正を得ます。 光 生命抵抗力判定に+1のボーナス修正を得ます。 闇 精神抵抗力判定に+1のボーナス修正を得ます。 ただし、《魔法拡大/数》などによって複数の対象に効果を付与する場合でも、選ぶ属性は統一しなければなりません。
詠唱
「装霊・第三階位の守付。憑依、属性ーー◯◯」
- 9
- ≫【フェアリー・ブレード】
- 必要名誉点
- 50
- 消費
- 3
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 10秒(1ラウンド)
- 抵抗
- なし
- 概要
- 属性を伴った武器を作る
- 効果
この魔法は、術者のコンジャラー技能が7以上でなければ、行使できません。
術者は効果時間中、選択している属性の中から、術者が行使できる威力が記載された属性妖精魔法をひとつ選び、その属性と威力を持った以下の《フェアリー・ブレード》を接近武器として得ます。
この武器の追加ダメージは「魔力」となります。名称 用法 必筋 命中 威力 ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ C値 フェアリー・ブレード
1H 1 ±0 {選択した属性妖精魔法} ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? 10 詠唱
「装霊・第一階位の攻付。憑依、属性ーー◯◯」
- 11
- ≫△【フェアリー・ポゼッション】
- 必要名誉点
- 50
- 消費
- 30
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 30秒(3ラウンド)
- 抵抗
- なし
- 概要
- 術者に妖精の力を憑依させる
- 効果
この魔法は、術者のコンジャラー技能が9以上でなければ、行使できません。
この魔法の行使には、5点のMPを持つ魔晶石の消費が必要です。この魔晶石の消費は、一般的な魔晶石によるMPの代替使用に準じ、同時に他の魔晶石をMP代替目的で使うことができません。しかし、6点以上のMPを持つ魔晶石であれば、余剰分をこの魔法の消費MPの代替に充てられます。
このとき余剰が消費MPを超えていても、魔晶石は失われます。
術者が行使可能な【サモン・フェアリー◯◯】によって、呼び出すことの出来る魔物レベルの妖精(『ムリアンの群れ』以外)を1体選択します。
術者は効果時間中、選択した妖精の特殊能力を取得します。このとき、達成値が必要なものは《フェアリーテイマー技能レベル》+《知力ボーナス》で判定を行います。
加えて、武器による命中判定を《フェアリーテイマー技能》+《器用度ボーナス》で判定を行え、回避を《フェアリーテイマー技能》+《敏捷ボーナス》で判定できます。
ただし、この魔法の効果中、術者は選択した妖精の特殊能力にある属性かつ、選択した妖精のレベルまでの属性妖精魔法及び《『七色のマナ』式妖精魔法術・装霊魂魄技法》しか行使できません(基本妖精魔法は使用できず、術者が契約していても、効果時間中は選択した妖精の持つ属性しか契約していない扱いになります)。
この時、秘伝魔法の効果で選択した妖精が行使できる属性以外の効果が付与されていた場合、その効果は失われます。詠唱
「装霊・第三階位の装。憑依ーーー〇〇〇」
- 13
- 【フェアリー・スキン】
- 必要名誉点
- 50
- 消費
- 10
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 2(20m)/
起点指定
- 時間
- 10秒(1ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 概要
- 「知覚:機械」に対して透明になる
- 効果
この魔法は、術者のコンジャラー技能が11以上でなければ、行使できません。
「知覚:機械」のキャラクターはこの魔法の対象を10秒(1ラウンド)の間、知覚することはできません(透明として扱います)。
また、ルーンフォークについても、この効果が適応されているキャラクターを知覚できません。
- 15
- ≫△【ロード・オブ・インテグレーション】
- 必要名誉点
- 100
- 消費
- 51
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 10秒(1ラウンド)
- 抵抗
- なし
- 概要
- 妖精王の力を憑依させる
- 効果
この魔法は、術者のコンジャラー技能が13以上でなければ、行使できません。
魔法の効果時間が10秒(1ラウンド)、消費する魔晶石が10点のMPであること、選択の対象の妖精の魔物レベルが17という点を除けば、【フェアリー・ポゼッション】と同様で、特殊能力についても複数の部位があるものについては、その全ての部位の能力を得ることができます。
ただし、《攻撃障害》以外の特殊能力に限ります。
また、[部位:〇〇]が指定された効果と《攻撃障害》以外の『[部位:〇〇〇]のHPが0以下となった場合、この効果は失われます。』と書かれた効果は、この記載を全て[術者]と置き換えて適応します。