執行者の黒剣
- 知名度
- 20
- 形状
- 鞘と刀身が黒い剣
- カテゴリ
- 〈ソード〉SS
- 製作時期
- 現在
- 概要
- ハームズワース傭兵団の団長が所持している剣
- 効果
-
●無慈悲
この剣によりHPを「0」以下にした時、1d6を振り4以上ならば対象を即死させる。この時、不屈は発動しない。
『汝、許しを得る、資格無し。』●執行
この剣による威力決定の際、自動失敗したのならばHPを「10」消費し、一度だけ振り直すことが出来る。振り直しの結果は必ず適用しなければならない。
またその出目が「11」以上ならば、その半分をMPにダメージとして与えることが出来、適用ダメージの1/5(端数切り捨て)を最大HPにダメージとして与えることが出来る。ただし、この時の出目は上昇・変更された出目ではなく、平目を参照する。
『執行者は失敗を許さない。それは自らの正しさを穢すからだ。』▶『首を刎ねろ』
この攻撃を行う際は、《薙ぎ払い》等の複数を対象にする宣言特技・特殊能力と併用することは出来ない。
追加Dに「+15」の修正を受ける。またこの攻撃が命中した際、対象の習得している技能を1つ指定して10秒(1ラウンド)の間使用不能にする。対象は指定された技能を使用する判定は一切行えなくなり、それに付随する戦闘特技も使用不能となる。
この効果は累積せず、同対象に連続して使用することは出来ない。
『罪人には口も首も要らぬ。』用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 備考 2H 60 4 80 10 6 器用・筋力+3
由来・逸話
ハームズワース傭兵団の団長・ラシュマが所持している剣。その刀身はラシュマが首を刎ねた者達の血が錆び、黒くなったと言われている。
先代の団長・カリュベは団員達に『善く』在るように教え、娘であるラシュマにもそう教えていた。だがカリュベが亡くなり次の団長にラシュマがなった後、その教えは消えて無くなった。亡き父親の姿を演じようとした少女はだが未熟であり、『善く』在るものを『正しく』在るべきと勘違いをした。
最早彼女に面影などない。ただ無慈悲に殺し正しさを説く、かつての父が自分が、最も嫌っていたはずの存在となった。
狂的な『正義感』の中で、時折ふと幼い自分が悲しそうに見つめている幻覚を見る。だがその首すら、この剣は刎ねたのだ。