由来・逸話

とある魔域の主が魔域の力を用いて制作した魔法の構築を代行する本です。表紙をめくると、右が1P目となっており、めくると2P目、3P目が見れます。1、2、3Pは目次になっており、その後左にはページの効果を発動する起動文が、右には起動文がMPを込めながら言われるまでデタラメな魔法陣が描かれています。中身は特殊な紙と特殊なインクで構成されておりヘビーモスの革とアビスシャードの欠片を宝石状にしたもので装丁させれいます。
原理としては、起動文が言われた時に流されたMPを使い、魔法陣の形を書き換えます。それにより魔法の発動が可能になります。魔法陣の形が書き換えられたあとの姿は普通には見ることができず、見るには緻密な魔力感知能力が必要となります。
この本の制作には魔域の『不思議を実現する力』と液体魔力、魔力を吸収、防水、防火、防刃、経年劣化を防ぎ、その場所から魔力が広がらず、時間経過で霧散せず、特定とMPで流れが切り替わる紙、防護性能を高めたベヒーモスの革が使われました。アビスシャードの欠片には『不思議を実現する力』を僅かに宿してあり、魔域の外でも何があっても行使ができるようにするために使われています。この本の制作には、正確には魔力をその場で保持し陣の形を形成できその流れが変わる上で、時間経過で霧散しなければなんでもいいです。
この本は製作者から友人である『クァドル』に渡され、そこからその子供のような存在である『バグイドル』に引き継がれています。