ヴァンパイアラナンキュラス(吸血鬼形態)
- 知能
- 高い
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 穢れ
- 4
- 言語
- 交易共通語、汎用蛮族語、ノスフェラトゥ語、魔法文明語
- 生息地
- さまざま
- 知名度/弱点値
- 20/26
- 弱点
- 物理ダメージ+2
- 先制値
- 25
- 移動速度
- 23/46(飛行)
- 生命抵抗力
- 23 (30)
- 精神抵抗力
- 23 (30)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
爪 | 23 (30) | 2d6+21 | 23 (30) | 20 | 122 | 122 |
特殊能力
[主]真語魔法・操霊魔法・神聖魔法15レベル/魔力22(29)
[常][宣][主]魔法適性
戦闘特技《マルチアクション》《ターゲッティング》《魔法収束》《魔法制御》
《魔法拡大/すべて》《鷹の目》《ワードブレイク》《ルーンマスター》を習得しています。
[常]飛翔Ⅰ
近接攻撃の命中力・回避力判定に+1のボーナス修正を得ます。
[常]通常武器無効
[常]再生=8点
手番終了時にHPが8点回復します。
HPが0以下になるとこの能力は失われます。
[常]吸血鬼の身体
太陽下にいる限り、手番終了時に「8」点の魔法ダメージを受けます。このダメージは如何なる効果でも軽減できません。
太陽下において命中力・回避力判定に-2のペナルティ修正を受け、特殊能力「[常]通常武器無効」「[常]再生」を失います。
[常][補]金鳳花の潤香/21(28)/精神抵抗力/消滅
自らを中心に「半径20m」内にいる任意のキャラクター全てを金鳳花に似た甘く華やかな薫香で魅了します。
対象は10秒(1ラウンド)の間、ヴァンパイアラナンキュラスの指示に従って動きます。正気でないため、動きもぎこちなく、全ての行動判定に-2のペナルティ修正を受けます。この効果は、精神効果属性として扱います。この能力はヴァンパイアラナンキュラスの手番開始時に自動的に発生します。ヴァンパイアラナンキュラスが対象に指示を与えるのは補助動作で行います。
▼麻痺爪
爪の攻撃が命中した時、この特殊能力か「▼吸血鬼」かのどちらかを選択します。
これを選んだ場合、命中した対象の手番終了ごとに「3」点の永続ダメージが与えられます。
解除するには【キュア・ポイズン】と達成値を比べ合い、「4」以上高い値を出すことが必要となります。
▼吸血鬼
その手番での爪の攻撃が最初に命中した時に、この特殊能力か「▼麻痺爪」かを選択できます。この特殊能力を選んだ場合、咬みつき攻撃となります。対象に与える物理ダメージは「2d+28」点となり、この効果でHPが0以下になった対象は生死判定に-15のペナルティ修正を受けます。死亡すれば“穢れ”が5点に上昇し、ブラッドサッカー(BT96頁)として動き出します。ヴァンパイアラナンキュラスは7日間、「▼吸血鬼」を使用しなければ、HPとMPの最大値が「15」点減少し、特殊能力「[常]再生」を失います。HPとMPの減少は累積しますが、「▼吸血鬼」を使用すると即座に解消します。
[補]コウモリ化
体長10cmほどの無数のコウモリに姿を変えます。
「コウモリ化」後のデータはヴァンパイアラナンキュラス(コウモリ形態)を参照してください。
「[補]コウモリ化」は「[補]吸血鬼化」と同じラウンドに行うことは出来ません。
[常]復活
ヴァンパイアラナンキュラスは倒れても、その後に残る香灰から、7日後に完全な状態で復活します。
これを防ぐためには、香灰を流れている清水に流すか、第一の剣ルミエルの力が及んでいる神聖な場所に安置しなければなりません。魔物知識判定の達成値が弱点値以上ではなかった場合には、「復活」を防ぐ完全な手順をキャラクターは知り得なかったことになり、上記の方法を試みても、阻止することh出来ません。
戦利品
- 自動
- 穢れた香灰(10000G/金SS)
- 2~8
- なし
- 9~12
- 不死者のマント(10000G/白SS)
- 13~
- 金鳳花の紋章の飾り(18500G/金白SS)
解説
ノスフェラトゥの中でフラウ氏族に属する者です。
貴族主義なヴァンパイアの中では変わり者が多く同族でも統一性が少ないのが特徴です。服装の好みも個体によって千差万別ですが、全体的に淡い緑色が含まれたものであることがヴァンパイアラナンキュラスを示す手がかりと言えるでしょう。基本的に個体によって好き勝手動いてはいますが、ヴァンパイア世界の秩序を順守する由緒正しい根底を持っているため、表立って行動することは稀です。故に他のヴァンパイアは王国を築いて表の世界にも力を誇示する個体がいますが、ヴァンパイアラナンキュラスは王国を築く個体は極稀であり、大抵は個々で世捨て人のように隠れ住んでいます。