ブリード・ボア
- 知能
- 動物並み
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 言語
- なし
- 生息地
- 魔域、洞窟、滅んだ村
- 知名度/弱点値
- 13/15
- 弱点
- 命中力+1
- 先制値
- 13
- 移動速度
- 20/-
- 生命抵抗力
- 9 (16)
- 精神抵抗力
- 9 (16)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
体当たり | 9 (16) | 2d+7 | 6 (13) | 3 | 54 | 9 |
特殊能力
[常]柔らかい皮膚
ぶよぶよと柔らかい皮膚は衝撃を和らげます。
打撃武器に対して、防護点が3点高いモノとして扱います。
[主]豚突猛進/7(14)/生命抵抗/半減
「射程/形状:2(20m)/突破」で、対象に「2d+7」の物理ダメージを与えます。
[主]鋭いタックル/8(15)生命抵抗/消滅
この魔物が乱戦エリア内にいる場合、射程内の任意の1体を対象に取り、その対象の位置まで移動することができます。その後、対象に「[主]押し倒す」と同様の処理を行います。対抗基準値や対抗結果は「[主]押し倒す」と同様に扱います。また、この効果によって乱戦エリア外の対象が宣言されたとき、この魔物と同一の乱戦エリア内にいるキャラクターは、魔物を受け止めることによって、この効果の対象を自身に変えることができます。ただし、対象を変える際、キャラクターは「[主]押し倒す」または「[主]押し倒す」の効果を受けていない者に限ります。また、対象を変えた際、キャラクターは対抗に対して-2のペナルティ修正を受けます。
この効果によって乱戦を離脱することができ、離脱時にペナルティを負うことはありません。また、この能力で自身がいる乱戦エリアとは別に存在する乱戦エリアの対象を宣言することはできません。
[主]押し倒し/9(16)/生命抵抗/消滅
「射程:接触」「対象:1体」で、対象を押し倒し状態にさせます。
押し倒し状態になった対象は移動ができず、回避判定に-2のペナルティ修正を受け、押し倒し状態にさせた魔物以外の魔物に対して命中判定は-2のペナルティ修正を受けます。
押し倒し状態から対象が脱出するには、引きはがし処理(MLp65,ルルブⅢp341)を参照してください。
1体の対象を押し倒している間は、他の対象に攻撃を試みることはできません。この魔物自身が拘束を解除するのは、補助動作で可能ですが、一般にそれは行いません。
[常]臭気/必中
押し倒し状態となったキャラクターは、豚が持つ臭気に当てられてしまいます。本来であれば酷い匂いですが、臭いに含まれる成分によって脳が麻痺していき、正常な判断ができなくなり、段々とこの匂いが好きになってしまいます。
押し倒し状態の手番開始時、押し倒し状態のキャラクターは精神抵抗に-1のペナルティ修正を受けます。この効果は累積し、この魔物から採取できる素材を用いた薬を摂取することによって解除されます。
[補]舐めまくる/9(16)/回避/消滅
「射程:接触」「対象:1体」で、対象の一部を舐めまわそうとします。対象は悪感により、1Rの間、生命抵抗に-1のペナルティ修正を受けます。この能力を使用後、1Rの間、この魔物はなめまわした対象しか近接攻撃、特殊能力の対象にしか選べません。
対象の精神抵抗の本来の基準値が-3より下がっていた場合、追加の効果として口に舌をいれられてしまいます。そのとき、目標値6(13)の精神抵抗判定を要求します。精神抵抗に失敗した場合、発音が必要な動作が1Rの間使用できない状態をとなります。
この能力は1Rに1度しか使用できず、追加の効果は連続した手番では発生しません。
[補]擦りつける/7(14)/精神抵抗/消滅
この魔物によって押し倒し状態となっているキャラクターに対して、身体の一部をこすり付け、更に液体をこすり付けます。抵抗に失敗したとき、「[常]臭気」と同様の処理を行います。
この効果は1Rに1度しか使用できません。
[補]仕込む/5(12)/精神抵抗/消滅
この魔物によって押し倒し状態となっているキャラクターに対して、種を仕込みます。
精神抵抗に失敗したとき、対象に子種ポイントを3点付与します。このポイントが5点以上溜まり、ポイントが付与されたキャラクターの手番を迎えたとき、ポイントが0に戻ります。その後、1Rの間、回避判定に-2のペナルティ修正を受け、補助動作と移動がいっさい取れなくなります。
精神が屈した時、種は一番に成長するのです。
戦利品
- 自動
- 並々とした種(100G/赤白A)
- 2~7
- 意外と美味しい肉(100G/赤A)×1
- 8~
- アビスシャード×1 (200G/-)
解説
アビスの影響を受け、種に独自の変異が起きた家畜の豚です。
通常の豚よりも大きく、力強いのが特徴ですが、それよりも特徴的なモノがあります。それはどのような種族であれ、胎生の雌であれば母体として利用できることです。それは人間のように異なる種族でも交ることができる…ようなものではなく、おぞましいモノです。
ブリード・ボアの繁殖方法は、まず母体の卵細胞にウィルスにも似た細胞を送り込みます。その細胞は卵細胞の中で短時間で成長していき、ブリード・ボアが生まれます。
ゆえに、ブリード・ボアは動物というよりも、カビや細菌に似た生命体と言えます。
この繁殖力の高さ、また好んで人族、蛮族の雌を狙うため人族、蛮族問わず目の敵にされており、駆除が最優先されています。そしてどのような結果であれ、子は殲滅されるべきとされています。