容姿・経歴・その他メモ

身長

172

体重

62

髪

金

瞳

水色

経歴

ゴケルブルグのキースミス、オーバン・オルステンの一人息子。
母はテッドを生んだ後若くして死んだため、父親と二人で生活していた。
気が弱く、ネガティブ思考。嫌なことがあると自室に鍵をかけて閉じこもる癖があり、周囲からは"臆病者"と蔑まれていた。
唯一、父親だけはそんな彼を優しく見守り、真摯に向き合ってくれた。
ある時、テッドは父にこう聞いた。

「開けようと思えばいつでも扉を開けて、俺を引っ張り出すこともできたのに、親父はどうしてしなかったんだ？」

オーバンはこう答えた。
「どんな優れた鍵でも、開くことのできないものがある。それは人の心だ。そしてそれを開くことができる唯一の鍵は、それもまた人の心なんだ」

「鍵っていうのは使い方次第だ。人の物を盗んだり、誰かを閉じ込めたりすることもできれば、大切なものを守り、誰かを助け出すこともできる。使い方を間違えるなよ」

数年後、父オーバンは反政府のレジスタンスによる暴動の際に、王城侵入の幇助をしたとして、反逆罪で連行され処刑された。
父親が連れていかれるその日も、テッドは自室に引きこもり、怯えることしかできなかった。
父親ほどのキースミスの技術もなく、頼れる人物もいない。
それでも生きてくために、テッドは冒険者ギルドの扉を叩いた…。

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