魔法剣士エルフの母と傭兵をしていた人間の父親の間に生まれた。
辺境の村出身の冒険者。
エルフの母親は自分を産んだ後、傷を負い病に伏してしまう。
父親が収入を外部から稼ぎ、看病しているのを見て自分も母親の為や父親の為に狩りや農作などを
父親の真似や教育受けて手伝っていた。
母親からは、きっと今後生きていくのに為になるからと魔術の教養と文字の読み書きを
教え、アレフはそれらを学んでいった。
しかし、11の時に母親は病で息を引き取った。
その後5年間は父親に剣の修行と鍛錬の方法を学びみっちり教育を受けた。
手ごろな岩なら叩き割れるほどの筋力と何度も現役の戦士だった父親に打ち込み続けた。
しかしまたも不運が彼に降りかかる。

18になったある時、父親が大けがを負い村に帰ってきた。
近くで大型の魔物に襲われたらしい。
どうにか被害をそらしつつ戦ったが、父親は道中の村人や商人を守る為戦っていたという。
今まで冷遇や迫害を受けた連中を助ける理由がわからなかったアレフは悲しんだ。
「どうしてあんな奴らを助けたのだと」
「冒険者で戦士だからだ」と父親は答えた。
「いつかわかる日が来る。....だから憎しみよりもすべてを見返すほどに強くなれ。]
「誰もお前に文句を言えないような偉大な冒険者になるんだ]
その言葉を最後に、父親は息を引き取った。
その後、蛮族が村に襲いかかった。
多くの犠牲を出しながらも狂ったように切りかかった。
何度も何度も、殺し続けた。おびただしいほどの血液に濡れた彼は、ふと振り返る。
そこには破壊され焼き尽くされた村の姿があった。
その痕跡をたどると大型の魔獣が人を食い殺し、切り裂き、むごたらしい死体が辺りに転がっている中
黒い体毛した一匹の獣が鋭い眼光を放ちながら辺りを、一瞥したのちにその場を去った。
彼は、その魔物が父親を殺した魔物であると理解した。
冒険者として力を高めて、いつしかあの獣に復讐することを決める。
その後は、父親と母親の残してくれたお金と形見のロザリオを首にかけ、
幼い時から一緒に育った黒馬「ゲイル」と共に冒険者として生きる為、村だったものに別れを告げた。

旅の道中も鍛錬を絶やさず、繰り返していた。
魔術の本も買い、母の教えに従い学び続け魔法も覚えた。
街につくと、身分を隠しながら用心棒や道中で狩ったシカやイノシシなどを売り収入を得ていた。
そんな生活を1年間続けていたある日に、ある商人から多額の報酬を払う代わりに
用心棒をしないかと誘われた。
しかしそれは、罠だった。かつて用心棒をしていた商人の商売敵でありその仕返しに来たのだそうだ。
体中を切り裂かれ死にかけるが、異貌を発動してなりふり構ず切り伏せた。
その後、無理が祟ったのかそのまま崩れ去った。
あまりの出血量で、死の寸前で冒険者のパーティーに助けられる。
エルフとリカント、ソレイユで構成された女性パーティだった。
名前を「エーティエ」「ミュウラン」「バネッサ」というそうだ。
彼女たちに、運んでもらい九死に一生を得た。
その後彼女たちに恩を返したいと願い一度だけ彼女たちとパーティを組んで
道中の護衛として共に旅をした。
そして彼女たちと別れたあと、冒険者としてギルドに登録し今に至る。

幾つもの戦いを経て、実績を積み重ねていく。
憧れた父親と母親が立っていた世界に生きている。
俺はここから、自分の存在を世界に知らしめて見せる。
そしていつか、あの因縁深き黒い魔獣と決着付ける為に。

デモンルーラになった時に現れた。
黒い長髪に黒い衣装、深く赤い瞳。
黒い翼を2対腰から生やしている。
不可解な本を片手に持ち陶器のような白い肌をした儚い少女の姿をしている。
性格：おとなしい、冷静（優しい）。
好きなもの：甘味、人間観察、契約者。
嫌いなもの：？？？、

父親の愛馬、残された大切な家族。ウォーホース
基本的には、人なれしている。
一番仲がいいのは、最後の家族であるアレフ。
毛並み：黒
好きなもの：毛づくろい、ニンジン、風
嫌いなもの：家族を傷つけるものすべて。

ドントレシアの堅忍鎧：シナリオのイベントにて授けてもらた。