大森林にて、妖精たちが守る盾です。木製の盾で、6つの窪みが空いています。
くぼみには〈妖精使いの宝石〉を填めることができ、填めた後のこの盾は、宝石を6つ収納できる〈宝石ケース〉を兼ねるものとして扱います。
また、魔神を始めとした異界の力を制限する力を持っています。
戦闘中にこの盾を掲げることで、自らを中心とした2～3エリア（半径10ｍ）を、虹色の光で照らします。

盾が光っている間、装備者は「フェアリーテイマー技能+敏捷度ボーナス」を基準値に回避力判定を行えるようになります。一方で、フェアリーテイマー技能以外を基準値として回避力判定を行えなくなります。

加えて、虹色の光の中では、《影走り》など、移動妨害を受けず、離脱準備を行わずに乱戦から離脱できる特殊能力を無効化します。
この効果は、「分類：魔神」などの異界の影響を受けたキャラクターに対してのみ有効です。GMの匙加減により決定します。

盾を掲げる動作は補助動作となり、使用するとMPを5点消費します。戦闘準備で使用することも可能です。1日に1度のみ使用できます。効果時間は、「盾の装備者が契約している妖精の系統の数×10秒（1ラウンド）」となります。

想定される質問
Q：効果時間内に離脱準備を行い、次の手番で乱戦を離脱することは可能？
A：可能。

Q：移動を行う魔法や能力は失われる？
A：失われない。

Q：「形状：突破」の能力は失う？
A：失われない。

要するに、「相手に《影走り》などの特殊能力がなければ移動妨害を行えるか」が、基準になると考えれば分かりやすいと思います。これらの能力を持っていなくても移動妨害を行えないケースにおいては、止めることができないので注意してください。
ただし、対象が完全に透明である場合は、透明である結果として《影走り》と同等の効果を得ているだけと裁定するため、盾の効果範囲でも離脱して来ます。

その他、際どいケースがあればその都度GMに聞いてください。

加工の可否
マナタイトの追加装甲→×
アビス強化→〇
盾徽章→〇
宝珠加工→〇