容姿・経歴・その他メモ

容姿:脊椎に沿って金属部が連なる背中

経歴1:冒険に誘われたことがある
経歴2:己に何らかの誓いを立てている(いた)
経歴3:役に立たない知識を持っている
冒険の目的:故郷にいられなくなって

「いつまで待たせる気ですか」

かつて自分を冒険へ誘い、「今度の依頼をこなした後迎えに来るから待っていろ」と勝手にも約束を取り付けていった不躾な男がいた。冒険への熱を語るその顔はよく言えば情熱的、悪く言えば無謀と夢想に彩られていたが、こんな男でも生涯仕える素敵なご主人様を探す旅の足がかりとしてはまずまずか。と大人しく待ってやることにした。が、
来ない。自分を迎えに来ると言った男は、いくら待てど暮らせど一向に集落を訪ねてこない。その間にも同時期に産まれた同胞は次々と旅立っていき、一方で自分はいつまでもご主人様を探そうともせず産まれた土地へ留まる変わり者となっていく。あんな行き当たりばったりな男のために何をしているのかと考えるのは、もはや『いつか巡り合う素敵なご主人様』のことを考えることより遥かに多くなっていた。

………………


「いつまで待たせる気ですか」
もはや我慢の限界である。居ても立っても居られない。故郷になど大人しく留まっていられるものか。必ずあの男を見つけ出し、何か言ってやらねば気が済まない。誓いにも似たその想いとたっぷりあった時間で蓄えた知識を携えて、1人のルーンフォークが今、ついに己の冒険へと踏み出した。

…………その延長線上にあるのが現在の私です。この無駄に物語じみた語彙は何かと？バード技能も無い現状、無駄な知識？返す言葉も有りません。(全ては“奴”を見つけた時のためにと磨いた語彙なのですから)

一人称:私
二人称:貴方・君
三人称:彼、彼女、“奴”

真面目で忍耐もある大柄な青年(7歳)
淡々としているようで、積極的に仲間の役に立とうとする気持ちも持ち合わせている。
しかしただ1人の相手に関することには、普段の彼からすればイレギュラーな感情表現を見せる

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