"はきだめの"魔動死骸区から飛び出して、当てのない旅をしているナイトメアの青年。

母親は自身を出産時に死去、父親は数年前に自身を置いて"はきだめの"魔動死骸区の外へと出ている。

君(PC)は、旅人だ。冒険者になるため、
大きな街へと向かう途中だったのかもしれないし、何らかの理由で放浪の旅をしていたのかもしれない。
いずれにせよ、君(PC)がセスウィック村に辿り着いたときには、すでに夜になっていた。
そのため、君(PC)は、村長の屋敷に一夜の宿を求めた。
事情を聞いた村長のローレンス・ヴェルチは、「わかった。入り給え」と言って、君(PC)を屋敷に招き入れてくれた。
ローレンスは、君(PC)に食事を振る舞い、「よければ、この村で冒険者として働かないかね？」と持ち掛ける。
実は、ローレンスは、この村の近くにある街のマギテック協会の導師だったが、
1か月前に村長だった父親が亡くなったため、その跡を継ぐために村に戻ってきた。
そして、ローレンスは父親の遺品を整理していて、興味深い古文書を発見したのだ。
「その古文書によると、神紀文明の末期に繁栄したと伝えられる謎の王国“エターナル”が、
この村の近くに実在していたらしい。実は、君に、その遺跡を探してほしいのだよ」
「もし遺跡が見つかれば、村の近くに“エターナル”が実在していたという古文書の記述の信憑性が高まる。
上手くすれば、遺跡を探索して一攫千金を手に入れようという冒険者たちを呼び集めることができるだろう。
わかるかね？これは、村を大きく発展させるための好機なのだ。やってくれるね？」
報酬は、PC1人あたり500ガメルだ。

・導入1での初期特典
旅人だった君(PC)は、これまでに幾つかの試練を潜り抜けているため、経験値500点と成長1回を獲得している。
望むなら、君(PC)は即座に技能を成長させてもよい。
この成長は、成長回数に数えられるため、能力値の成長も同時に行うこと。

〈宿代と食事代について〉
君(PC)が泊まるべき宿を持ち合わせていない場合、ローレンスの依頼を受けている間は、彼の屋敷で寝泊まりし、食事をすることもできる。ただし、ローレンスは「タダ飯が食えると思って、いつまでも仕事をしない輩もいると聞く。
一応、宿代として、1日20ガメルを支払ってもらう」と言う。
これ以後、君(PC)は村長の屋敷で1回、宿泊（食事付き）するごとに、20ガメルを支払うこと。もし所持金がないなら、最初の依頼を達成するまでは「報酬から引いていく」ことになる。もし君(PC)が、ミッションを達成できないまま、村長の屋敷に25回宿泊した場合、報酬は0ガメルになり、26回目の宿泊は拒否される。なお、ローレンスに宿と食事の代金を支払ったら、その総額を記録しておくこと。